以前から気になっていた、OS Xシステム環境設定>アクセシビリティのディスプレイ項目内にある "カラー以外で区別" の項目。
隠し設定ではないれっきとした設定項目なので "カラーを反転" とか "グレースケールを使用" などのほかの項目と同様に効果がはっきりと実感できる設定だと思いきや、on/offしてもその違いがどうしてもわかりませんでした。
が、OS X Diaryの記事でようやくその効果が判明!
▶︎ The Mac “Differentiate without color” Accessibility Setting Explained | OSXDaily
これは無理、気付けるわけがない
先の記事によると、この設定の効果はメッセージ.appで確認できるとのこと。
ではまず "カラー以外で区別" が[OFF]の場合(初期の状態)
次に "カラー以外で区別" が[ON]の場合
確かに「カラー以外」で区別されているところがありますが、見つかりました?
そうです、チャットメンバーの状態を示すステータスマーク(って言うのかは知らんけど)の形状がデフォルトでは「◉」しか使われていませんでしたが、「カラー以外で区別」をONにすると「■」や「▼」が併用されるようになっています。
ただ、この変化を確認できたのはメッセージ.app『だけ』みたい……って……
気付けるかーぃ!(#`Д´)ノノ┻┻;:'、・゙
いや、もしかすると他に変化が現れているところがあるのかもしれないけど、これは地味……あまりにも地味……(苦笑)
役に立たないわけじゃない
例えば "グレースケールを使用" の設定を[ON]にすると……
(前出の画像をモノクロ加工した擬似画像を使っています=手抜きでごめんなさいw)
こういうことになっちゃってステータスの判別が非常に困難になるので……
このように形で識別できるように設定変更できる意義は大きい。
世間でこのグレースケール表示を常用されている方がどの程度いらっしゃるのかは分かりませんが、そのような方はこの "カラー以外で区別" も有効にしておくと使い勝手はかなり向上すると思われます。
とはいえ、本当にメッセージ.appにしか効果が表れてないのかな……(^◇^;)