次期MacBook Proではこれまでのファンクションキーに代わり、OLED(有機EL)ディスプレイを採用したタッチバーが装備されるらしい……という噂が出ています。
これが一体どういうものになるのかをイメージした動画がCult of Mac TV(YouTube)で紹介されていました。
基本的には物理キーがタッチ方式に置き換わるだけだが……
その程度なら誰でも考えつくことだし、極端なことを言えばタッチパッドに置き換えることにほとんど意味をなさない変更になっちゃいます。
となれば、真っ先に我々素人でも思いつくことは『状況に応じてファンクションキーの表示(配列)が変化する』という仕組みでしょう。
Cult of Mac TVではこれがPhotoshopだったら……という形で軽く触れています。
物足りない……
状況に応じてキートップが変化するのは面白いし、少なくとも従来の物理キーに比べたらどのボタンがどの役割を担っているかというのを一瞥できるようになるので操作性は上がると思います。
でも、なんか物足りなさを感じませんか?
せっかくタッチパッドを採用するのであれば、もっと有意義な使い方ができそうなきがするんですけど (´ε`;)ウーン…
コントロールノブのような役目を持たせるとか
例えば現在のApple Keyboardだとボリューム(音量)のコントロールはF10、F11、F12の3つのキーを使用しています。
これはこれでもちろん過不足はないと思うのですが、タッチパッドを採用するんだったらこのようにキーを分けなくても……
このような感じで、タップして右スワイプでボリュームUP、左スワイプでボリュームDOWN、タップのみで消音のon/offトグルなんてことができそう。
いまでも環境設定を開いたり、上部メニューバーのボリュームアイコンをクリックして表示されるスライダをトラックパッドなどで動かすことができますが、上図のようなタッチパッド方式のほうが手数は格段に少ないので操作性と直感性は向上しそう。
他にも例えばDAW(DTM)なら主要なコントローラをファンクションキーに割り当てればコントロールノブを捻るかのように左右スワイプで制御できそう。
これも現状はトラックパッドやマウス、あるいは外部インターフェイスを使うことで可能ですが、マウスポインタをコントロールノブまで持って行って動かすよりも素早く操作ができるし、ある程度のことまでならわざわざ外部インターフェイスを買わずとも快適な操作ができるようになりそうじゃないですか?
【参考】
革命が起こるかどうかはApple次第
私のような素人が想像してもこの程度のアイディアは出てくるので、世の中にはもっと画期的な使い方を思いつく方がきっといるはず。
ただし、それはこのインターフェイスのカスタマイズが他のデベロッパにも(Appleが)認めていれば、の話。
セキュリティや色々な観点から仕様の100%を解放することは無理だとしても、Apple以外に一切のカスタマイズを許さないなんてことになれば、早晩このインターフェイスは廃れることになるでしょう。
そんなことにならないよう、Appleには(初めのうちは規制が厳しいかもだけど)他社にある程度のカスタマイズを認めるというスタンスを取ってほしいと思います。
とはいえ……
このインターフェイスが噂どおりに採用されるならば、の話ですけどね(^◇^;)