たまたまかもしれませんが、OS X 10.11 El Capitanのプレビュー.appの起動と同時にハングアップしてしまい二進も三進もいかない状態に陥りました。
経緯は……
- OS X El Capitanのシステムフォルダ内にある複数の画像(システム環境設定ウインドウで使用されている画像など)をプレビュー.appの一枚のウインドウ内に表示
- ".icns" の拡張子が付いている画像だけを表示させるため、プレビューウインドウ右上の検索欄に ".icns" と入力:該当ファイルのみ抽出表示された
- 別の対象に対しても同じことをして、二枚のプレビューウインドウが開いた状態で閲覧し、用事が済んだのでそのままアプリケーションを終了
- 再びプレビュー.appを起動させるとハングアップ
といった具合。
プレビュー.appが起動する際に復元しようとしている前回使用していたウインドウが悪さをしているっぽいので、このウインドウを閉じることができればプレビュー.appが普通に起動するようになってくれるはずなのですが……
いかんせん起動と同時に問題のウインドウの読み込みが始まり、直後にハングアップしてしまうため速攻でウインドウを閉じる……というタイミングは全くなく、アプリケーションの強制終了以外に出来ることがない状態に……
このような場合は当該アプリケーションの初期設定ファイルを捨てれば解決することがほとんどなので、"/Users/ (user) /Library/Preferences/" 内にあるそれらしきファイルを探すのですが……無い。
com.apple.Preview.plist か、それに近いファイル名があてがわれている plist ファイルを探してみるが……無い (꒪⌓꒪ )
(´-`).。oO(さて困ったぞ……)
この方法で解決(正しい対処法なのか知らないけど)
色々探し回って当たりをつけたのがこのフォルダ。
ディレクトリは……
/Users/ (user) /Library/Containers/com.apple.Preview/Data/Library/Saved Application State/com.apple.Preview.savedState
(꒪⌓꒪ ).。oO(ふ……深い……)
この中にあるwindow_1、同_3、同_9のdataファイルが多分問題を起こしていたウインドウに関係のあるファイル(知らんけど……)っぽかったので、プレビュー.appが起動していない状態でこれらが入っている "com.apple.Preview.savedState" をフォルダごと削除。
このやり方が正しいのか解らないけど、ウインドウの復元は起こらずに普通にプレビュー.appが起動してくれるようになりました!( ´▽`)
ちなみにハングアップの原因になっていたのはおそらく下の赤矢印で示したウインドウのどちらか、または両方。
参照しているファイル数が多すぎたのか、それとも検索をかけた状態でアプリケーションを終了させたのがマズかったのか……
( ̄^ ̄ ;)ウーン、よくわかんない……
誰かの役に立てるかどうかはわからないけど、ま、備忘録ということで (^_^;)