昨日、開発者向けに OS X 10.11のベータ版(三刷目)がリリースされましたが、本日7月9日になってベータプログラムに参加している一般ユーザに向けてもOS X 10.11 El Capitanのベータ版をリリースしました。
WWDC 2015で開発者に対して初めてリリースされて以降、一般ベータテスタ向けにはこれが初めてのリリースとなります。
OS X El Capitan 10.11 Beta(開発者向け)リリース履歴
- 2015.06.08: OS X 10.11 Build 15A178w
- 2015.06.23: OS X 10.11 Build 15A204h
- 2015.07.08: OS X 10.11 Build 15A216g
同様に、iOS 9 Betaに関しても昨日の開発者向けリリースに続き、本日一般ベータテスタに向けてもリリースされています。
iOS 9 Beta(開発者向け)リリース履歴
- 2015.06.08: iOS 9 Build 13A4254v
- 2015.06.23: iOS 9 Build 13A4280e
- 2015.07.08: iOS 9 Build 13A4293f
OS XならびにiOSの一般向けベータテスタ(Apple Beta Software Program)に参加登録済みの方はすでに入手可能です。
未登録の方は新たに登録(無料)することで利用可能になります。
ただし利用に際しては以下の点にくれぐれも留意してください。
- ベータ版なので予期せぬ不具合が起きることがある
- 不具合などが原因でデータを消失する恐れがある
- OSの根本的な不具合はともかく、基本的に不具合への対処は自己責任
- Beta版の使用に際し秘密保持契約に同意しているので、Apple自身が一般向けに公開している情報以外の情報(スクリーンショットなどを含む)を手段を問わず他者に示すのは違反行為:【参考】Apple Beta Software Program NDA同意文書
以上のことを踏まえた上でご利用ください。
Apple Software Beta Programは「先行リリース」ではありません。あくまでもBetaテストに参加するというものなので、動作不具合などを含めた改善が必要な部分を見つけたら積極的にAppleにフィードバックしてください。
特にOS X El Capitanでは日本語入力環境がこれまでのものとはまた違うものになっているそうなので使用感を向上させるためにも、より積極的なフィードバックが望まれます。Betaプログラム参加者の皆さんは気づいたことがあれば遠慮なくAppleに報告してください。
フィードバックにはBeta版と同時にインストールされるフィードバックアシスタント.appから行えます(画像はOS X Yosemiteのもの)。
【Apple Software Beta Programへの参加申し込みはこちらから】