サイトが閉鎖されるなどして意味のなくなった Safari のブックマークを探し、それらを削除する方法です。全自動ではなく、ほぼ手動なので無効なブックマークが多ければ多いほど疲れますが頑張ってやりましょう(笑)
必要なものは以下の二つだけです。
- HTML 形式で書き出した Safari のブックマーク
- Integrity というリンクの整合性チェックができるアプリ
それでは始めましょう。
Safari のブックマークを HTML 形式で書き出す
標準で備わっている機能なので、以下の手順で HTML 形式のブックマークファイルを用意します。
- Safari のファイルメニューから "ブックマークを書き出す…" を選択
- ファイル名を変更(下記)して保存
保存ダイアログ上は "Safari のブックマーク.html" という名前が与えられていますが、後で使用する Integrity では日本語ファイル名を受け付けてくれないので、test.html のような半角英数字を使ったファイル名に変更しておいてください。
もちろんこのまま保存して、あとから Finder 上で名前を書き換えても OK です。
Integrity をダウンロード
Integrity は Mac App Store から入手できます。
ブックマークの解析
Integrity を起動したら、ウインドウ上部にあるアドレス欄に先ほど書き出したブックマークの HTML ファイルをドロップします。
ディレクトリが表示されたら横にある[Go]ボタンをクリックして解析を開始。所要時間は環境にもよりますが、500件で約1分くらいだと思ってください。
解析結果の表示、表示の切り替え
解析が終わると自動的に By link タブに表示が切り替わりますが、このままだとブックマーク整理向きじゃないので右端の Flat view タブをクリックして表示を切り替えておいてください。
Safari をブックマーク編集モードに切り替える
Integrity で得られた結果を元にして Safari のブックマーク掃除を行うため、Safari をブックマーク編集モードに切り替えます。
- ブックマークメニューから "ブックマークを表示" を選択
- ウインドウ左下にある[編集]ボタンをクリック
手動によるブックマーク掃除を開始
Integrity の画面上、赤く表示されているのがサーバから応答がない/存在しないなどと判定されたリンクエラーです。
紫枠で囲まれているところに表示されているテキストが、Safari 上でブックマークとして表示されている名称なので、削除する際はここに表示されているテキストを探します。
Safari のブックマーク編集画面でいちいち探すのが面倒な場合は、上記テキストや URL 欄に表示されているアドレスの文字列(の一部)などを利用して検索すると効率が良いのでオススメです。
ちなみに検索欄は Safari のブックマーク編集ウインドウ右下にあります。
当該ブックマークが見つかったら、ブックマークを右クリックして表示されるコンテキストメニューから "削除" を選んでブックマークを葬り去ってください。
あとは地道にこの作業を繰り返すだけです。
【参考】ブックマークの検索→削除の様子
あまり参考にならないかもしれませんが、一連の作業(の一部)を撮っておきましたので宜しければご覧ください。