要購入に見えるけど、実はアップデートで最新版にできます
Mac に付属(バンドルされている)iPhoto や iMovie、あるいはパッケージ販売(DVD 版)の iWork '09 や Aperture 3 を10月22日にリリースされた最新版にアップデートしようとしてもアップデートリストに出てこないばかりか、ここのアプリで確認すると金額が表示されていて購入しなければならないように見えます。
が、実はこれ、何らかの不具合が起きているのが原因のようで、ちょっとした手間をかければ購入せずともきちんとソフトウェア・アップデート経由で最新版にアップデートできます。
以下、アップデート手順。
ポイントは言語環境の切り替え
この問題は、一度 OS X Mavericks の言語環境を『英語』に切り替えてからアップデートを行うことで解決できるそうです。
つまり英語環境下でアップデートを実行し、終わったら日本語環境に戻す、ということ。
【参考】iWork09のメディア版はアップデート不可?!:Apple Support Community
言語環境は、システム環境設定>言語と地域 で "優先する言語" を操作して切り替えます。
画面は筆者の都合上英語になっていいますが、"優先する言語" は左側の白い囲みの部分です
恐らく大半の方は[English]が下になっていると思います。
この枠の中に表示されているテキストはドラッグできますので、[English]をズルズルっとドラッグして一番上に来るように動かして下さい。これで English(英語)が最優先言語になります。
入れ替えたらウインドウ左上の[すべてを表示]ボタンをクリック。
再起動を促すダイアログが表示されるので、未保存の作りかけファイル等がないか確認して問題なければ再起動を実行し、(英語環境ですが)いつも通りの手続きを経て Finder 画面まで進んで下さい。
あとは Mac App Store.app を起動してツールバーの "Updates" をクリックしてアップデートの確認と、アップデートの適用を行うだけです。
一通り終われば、先ほどとは逆の手順で(英語の画面ですが)言語設定で日本語が一番上になるように設定し直して、Mac を再起動して下さい。
たぶん近々修正されるだろうと思います
恐らく Mac App Store に関する何らかの不具合が原因で、英語環境じゃないと正しくアップデートの判断が出来ないのでしょう。上記手順を踏んでアップデートするのが面倒という方は、修正されるまで待ってみると良いかもしれません。