Logic Pro のメジャーアップデート版がついに登場、MainStage 3 も
日本時間の7月16日、Apple は Logic Pro 9 のメジャーアップデート版となる "Logic Pro X" をリリースしました。LPX では UI が一新されているほか、数々の新機能が導入されています(後述)
価格は 17,000 円で Mac App Store でのダウンロード販売となります。パッケージ版、ならびに Logic ユーザを対象としたアップグレード版などの設定はありません。
Apple の Logic Pro X を紹介するページで取り上げられている代表的新機能は以下の通り。
- Drummer:ソフト内に仮想のドラム奏者を雇った……と思えば良いかと思います
- Arpeggiator:上昇、下降、ランダムなどのアルペジオ(分散和音)を生成
- Flex Pitch:いわゆる Pitch Shifter に属するピッチ補正系の機能
このうち個人的に気になったのは Arpeggiator と Flex Pitch。
Arpeggiator はこれまでの Logic とは比べ物にならないくらい使い勝手が良さそうですし、Flex Pitch のピッチ補正は(デモを聞く限りは)全くと言っていいほど不自然さを感じないので、よほどの音痴ソースでなければかなり使える機能だと思います。
Drummer も使えそうですが、いざ本格的に作ろうとした場合に果たして思い描いているフィーリングを再現してくれるかどうか……。現時点ではそこまで期待するのは酷かな、という印象を受けています。もちろん使ってみないと判りませんけどね σ(^_^;)