プレビュー.app さえあれば大丈夫
特別なソフトを持っていなくても、OS X 標準のプレビュー.app さえあればファイルやフォルダのアイコンは簡単に画像化する事が出来ます。
例えば USB HDD のアイコン画像が欲しいとしましょう。
この場合の手順は以下の通り。
- USB HDD をクリックして選択する
- Finder のファイルメニューから "情報を見る" を選択、または[command]+[i]を入力
- 情報ウインドウ左上に表示されているアイコンをクリックして選択する
- Finder の編集メニューから "コピー" を選択、または[command]+[C]を入力
- プレビュー.app を開く
- ファイルメニューから "クリップボードから新規作成" を選択、または[command]+[N]を入力
以上の操作で下図のようなファイルウインドウが表示されます。
この USB HDD アイコンはサイズと解像度 (Retina 用) の異なる 10 個のアイコン画像を持っているので、プレビュー.app のこのウインドウには 10 サイズのアイコンが左にリストされています。
→ 各画像のサイズや解像度は画像を選択して[command]+[i](情報を見る) で確認できます
ここまでの段階ではまだアイコンファイルを参照しているだけなので、画像化させたい場合はさらに以下の操作を行います。
- 適当なサイズのアイコンをウインドウ左側のリストで選択
- ファイルメニューから "書き出す..." を選択
- 書き出し名(ファイル名)、場所(保存先)、フォーマット(画像形式)を選択して[保存]
書き出しファイルのフォーマットは一般的には JPEG で良いと思います。ただし JPEG では背景を白く塗られてしまいますので、それが嫌だったら透過情報を持つ PNG などにすると良いでしょう。
文章で書くと面倒くさそうに見えてしまいますが、実際にやってみると難しい事は何もありません。ただ、それでも面倒だと感じられるようでしたら、IconExporter (freeware) をお試し下さい。
画像化したいファイルやフォルダのアイコンを IconExporter のアイコンへドロップするだけなので非常にお手軽です。結構古いアプリなので 1024x1024 や Retina 仕様での書き出しには対応していませんが σ(^_^;)
【ダウンロード先】IconExporter (freeware) @AYNiMac
※ OS X 10.8.3 をベースにエントリーしています。OS X 10.7 以前の環境では確認していません