必要な時だけ現れるスクロールバーは見た目 ○ でも操作性は ×
OS X 10.7 Lion 以降ではスクロールバーの初期設定は以下のようになっていると思います。
普通ならこの設定で十分使えるのですが、個人的には以下の理由からスクロールバーを常に表示する設定に変更しました。
操作対象のファイル・フォルダがスクロールバーに覆われることがある
大した事ではありません。ちょっと待てばスクロールバーが消えるのは承知しています。
ただ、ファイル(フォルダ)をクリックするために右手人差し指に少し力を入れ始めた、まさにその瞬間に横スクロールも入力されてしまうと、すかさずスクロールバーがファイル(フォルダ)を護るかのように遮蔽してきます……これが地味にムカつく(笑)
というわけで、私みたいな癇癪持ちは『常時表示』をオススメします (○ゝω・)b⌒☆
ちんたらスクロールするのが面倒っちい
これも大した事はありません。おとなしくスクロールすれば良いのは承知の上。
でも、例えば上図のページで MacBook Pro Retina の標準装備品(ページ末尾付近に掲載)を確認するのに何回か画面送りの操作をしたり、或はスクロールバーをドラッグするのは面倒くさくないですか?
だったら "クリックされた場所にジャンプ" に設定した方が絶対にラク。
上図で言えばウインドウの右下隅(スクロールバー余白域の下端あたり)をクリックすればページは一気に最終画面にジャンプしてくれるので、たった1回のクリックで済んじゃいます。もちろんスクロールバー余白域の中ほどをクリックすればページの中段付近にジャンプします。
ただしスクロールバーを隠す設定にしてあるとジャンプ操作の便利さは半減しますのでご注意を(ジャンプの操作をする前にスクロールバーを表示させる操作をしなければならないので)。
正直言って、スクロールバーの常時表示は OS X の見た目の美しさを幾分損ないます。Mac OS X 10.6.8 まではスクロールバーが常に表示される前提でデザインされていましたが、OS X 10.7 以降は隠される前提でデザインしたと思われる箇所が時々目に留まるからです(気のせいかもしれないのですが)。
使いやすさを採るか、それとも見た目の美しさを優先するかを考えながら設定を選んで下さい。