りんごが好きなのでぃす

Macを中心に、たま〜にiPhoneやiPadなどの話題も届けていたら今年で26年目を迎えてました

Finderで様々な条件付きの検索をする方法

 

意外と忘れがち?知っておけばスマートフォルダもより使いやすく

Finder のファイルメニューから検索を選択(または command + F )すると開くのがこの検索ウインドウ。

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右上の検索欄に検索語を入れればウインドウ内に結果が表示される

 

ごくごく普通の使い方ですね (^_^)

次に、ウインドウ右側に小さく表示されている(+)ボタンをクリックしてみます。するとその度に条件が追加されるのでもうちょっと気の利いた検索が可能になります。ちなみに(−)ボタンは不要な条件を削除したい時に使います。

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この通り、検索条件を増やせる(見本なので上の条件は適当)

 

これは "絞り込み" による検索で、与えられた全ての条件に該当するものが結果に表示されます。例えば「種類がフォルダで、緑色のラベルが付いていて、且つ作成日が 2012/12/01 よりも後」といった具合。

 

では、こういうのはどうでしょう?

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先のとは少し違い条件がインデントされている(同じく見本なので条件は適当)

 

先ほどのは絞り込み検索、つまり AND 検索でしたが上図のように "いずれかを満たす" という OR 検索も出来るほか、"いずれも満たさない" NOT 検索を指定する事も可能ですし、条件を入れ子にして使う事も可能です。

少なくとも Mac OS X 10.6 Snow Leopard にはこの方法が備わっていましたが、イマイチ知られていないような気がするのは気のせいでしょうか……かくいう私もすっかり忘れていましたが σ(^_^;)

やり方は至って簡単です。

検索ウインドウで option キーを押すと(+)のボタンが(…)の表示に変わりますので、これをクリックするだけです。AND、OR、NOT の選択項目と同時に 2 つの選択条件が自動的に足されますので、適宜選択(指定)して検索を行って下さい。

入力された条件はドラッグで並べ替える事も可能です。少々見難いのですが、ドラッグで上下に移動させると各条件の隙間に濃いめのグレーのラインが透過越しに見えると思うので目安にして下さい。入れ子にする、入れ子から出す事も可能です。

なお、設定した検索条件はスマートフォルダとして保存しておく事が可能です。残しておきたい場合は検索欄右下に見える[保存]ボタンをクリックして下さい。保存名称と保存先を訪ねられますので、それぞれ適当に選べば OK です(デフォルトの保存先は各ユーザのライブラリフォルダ内、"保存済みの検索条件フォルダ" です)。

なお、特定の場所を対象に検索を行いたい場合(例えばユーザ配下の書類フォルダとか)場合は、予め Finder で書類フォルダを開いてから command + F などで検索を始めて下さい。こうすると上図で "デスクトップ" と表示されている所に "書類" と表示されているはずなので、これをクリックする事で検索対象を切り替えられます。

検索コマンドに精通している方にとってはむしろ面倒かもですが r(^^;)

これらを駆使してスマートフォルダを作成しておくと、特定のプロジェクトで使用している一連のファイルを呼び出すといった効率の良い使い方が可能になります。