今回もリリースに先立ち準備だけは整えておく事に
今月中には OS X 10.8 Mountain Lion がリリースされる予定なので、我が iMac もこれに備えておく事にしました。
作業としては前回の『ライオンを飼う準備をしました (2011/07/06) 』と同じくパーテションの切り直しからで、今回は 2 パテから 3 パテへの増量となります。
もちろん大抵の方は OS X 10.8 がリリースされたら 10.6.8 または 10.7 を 10.8 にアップグレードするだけで OK。私の場合は 10.6 と 10.7 を温存する必要があるためこのような作業を事前にしておかなければなりません。
10.6.8 から 10.7 を飛ばして 10.8 に出来るか……出来そうな気配ですが現時点では定かではありません。
というわけで、以下作業の大まかな流れ。
★ データのバックアップなどの事前準備
10.6、10.7 両方の環境を最新の状態にしてアクセス権の修復などのメインテナンスを行ったらそれぞれの環境を Time Machine でバックアップ。万が一に備えて大事なファイルなどがある場合はそれらを別途複製保存しておく。
★ パーテションの切り直し
今回は試しにリカバリーモードからディスクユーティリティを使ってパーテションの切り直しを試みましたが、ディスクのマウント解除が出来ないというアラートが出たため失敗……。
よく考えたらパーテションの切り直しをしようとしている HDD を使ってリカバリーモードが走っているのだからマウント解除出来なくて当たり前……先に気付けよって話しだね σ(^_^;)
USB メモリ化してある OS X Lion Installer を使う事も考えましたが一抹の不安を覚えたので、iMac 付属の Install DVD で起動した環境で一連の作業を行う作戦に変更。
早速 iMac に 10.6 Install DVD を入れてインストーラを走らせようとしたのだが……また失敗。というか、OS X Lion に入っている "インストーラ.app" のバージョンでは Install DVD に入っているインストーラが走らないらしい。キャプチャし忘れちゃいましたが、そんな趣旨の警告ダイアログが出てました。
仕方が無いので気を取り直して Install DVD から起動出来るよう[C]を押しながら起動してみたのですが、これまた失敗……。[C]を押しているのに何故か華麗にスルーされて見慣れている OS X Lion のログイン画面に辿り着いてしまいます。2〜3 回試しましたが、やっぱりだめ。
なんで?(゜_。)?(。_゜)?
……と悩むよりも先に手が勝手に[option]起動を選択。今度は成功(笑)
選択候補から OS X Snow Leopard のインストール DVD を選択し、ディスクユーティリティで 3 パーテションに切り直す作業を実行。
★ OS の再インストール:雪豹編
ディスクユーティリティを終了させたら 10.6 インストーラを起動。特に難しいプロセスはないので、画面の指示に従っていけばインストールが始まります。そこからは、ただただ待つべし♪
(*^∇^)旦 ずずずず〜
☆ 雪豹環境の復元と整備
インストールが終わったら、セットアップアシスタントの過程で Time Machine(ここでは Time Machine 106)からの復元を指示。ここから再び待つべし、待つべし♪
(*^_^)旦 ずずずず〜
復元が終わったらソフトウェア・アップデートを走らせてインストールされた環境を最新状態まで上げて行きます。一度目のアップデート完了後に次の段階のアップデータが出る事があるので、アップデートの確認/実行は『もう必要ないよ』と言われるまで繰り返し実行します。
以上が済んだらディスクユーティリティで一応アクセス権の検証・修復を実行して雪豹環境は整備終了。
ちなみにここまでの作業で Dock のアプリケーションアイコンに進入禁止のマークが被っている場合があります。このような場合はアプリを起動するか、右クリックで "Finder に表示"、或は Dock アイコンの再登録で元に戻ります。
アプリケーションフォルダのアイコンに進入禁止マークが表示されている場合は不具合が生じているかもしれません
★ OS の再インストール:らいよん編
Snow Leopard 環境を復元した事で、アプリケーションフォルダ内に残しておいた OS X Lion インストーラが使えるようになったので、これを使って再インストールを実行。もちろん Mac App Store から購入済みの OS X Lion を再ダウンロードして使っても構わないし、予め USB メモリなどで別の手立てを用意しているのであればそれを使っても構わない。
こちらも難しいプロセスは全くないので OS X Lion インストーラが走り出したら、待つべし♪
( -ω-)_旦 ずずずず〜
☆ らいよん環境の復元と整備
ここでやる事は先述の雪豹編と同じなので割愛。手順を踏んで最新の状態まで上げたらセットアップアシスタントで 10.7 用の Time Machine からの復元を指示し、メインテナンスを行って作業終了。
ちなみに全行程の所要時間は約 5 時間でした。
【ポイント】iTunes 10.6.3 のアップデートに失敗する
ソフトウェア・アップデートから iTunes 10.6.3 をインストールしようとしてもエラーが出てしまう例が多いようです。このような場合はソフトウェア・アップデートの画面上で iTunes 10.6.3 のチェックを外し、iTunes 10.6.3 を除いた形でアップデートを実行し、後で Apple から直接ダウンロードした iTunes 10.6.3 を手動インストールします。
あとは Time Machine をどうするか、だけ。今は 10.6 と 10.7 に分けてますが、これと同じように 10.6、10.7、10.8 とするのか、それとも別の方法にするのか……。これは山ライオンが来てから考える事にします (^^ゞ