りんごが好きなのでぃす

Macを中心に、たま〜にiPhoneやiPadなどの話題も届けていたら今年で26年目を迎えてました

これもHi-Resolution OS Xへの布石?

 

やはり Mac にも Retina のような高解像度環境が持ち込まれるのでしょうか?

昨日お伝えしたマウスポインタのデザインが微妙に変わった件は、MacRumors などによれば(via 気になる、記になる... さん)カーソルを高解像度対応にしたため、ということのようです。

例えばこれはユニバーサルアクセスのズーム機能を使って画面表示を拡大したもの。

cap_20120208_170856.jpeg

これまではズームするとポインタ画像が荒くなりジャギってましたが、10.7.3 では上図の様に滑らかに表示されるそう。

もしかして、他にもこのような策が施されているリソースがあるんじゃないか、そう思ってちょっとシステムフォルダの中を探索してみました。すると……

例えばこちらは OS X 10.7.2 内にあったツールバー用のアイコンですが……

ToolBarButton_LowRes.jpg
18x 18 pixel の PNG 画像を 10 倍に拡大した

【クリックで拡大】

これが OS X 10.7.3 では……

ToolBarButton_HiRes.jpg

PNG ではなく PDF で仕込まれていました。
→ 上記画像は各 PDF ファイルを QuickLook したものをキャプチャし、先述の画像とほぼ同じサイズで見える様に縮小加工しました

同じ様に、Finder の "表示オプション" でグリッド間隔を調節する部分に使われていると思われるこの画像も……

cap_20120208_174109.jpg

16x16、25x25 の PNG 画像から PDF に置き換えられていましたし、他にも幾つか PDF 化されているファイルが散見されました。

現状で揃っている情報だけをみると、単にズームアップしてもボタン類やテキストなどがジャギらずにきれいに表示させるための変更が行われている……と推測するのが妥当に思えますが、もしかしたら多くの人が最近期待を募らせつつある Retina (並の) 高精細画像で表示される Mac 登場への布石……かもしれないですね。

ま、開発環境の事なんてこれっぽっちも解らない私の素人考えですけどね σ(^_^;)