OS X Lion ではホーム内のライブラリフォルダが非表示になっている
OS X Diary より (via soundscape out)
OS X Lion ではホームフォルダの配下にあるライブラリフォルダ(Macintosh HD/ユーザ/ home / ライブラリ/)が非表示になっているそうです。
ホーム配下のライブラリフォルダはこれ(下図のグレー背景になっているところ)。
これが隠されるところで普段の運用には何ら影響は無いと思われます。むしろ OS の扱いに不慣れな人が動作に必要なファイルを誤って消してしまうといった事例を回避できるようになるので、そういう点においては改善といえるかもしれません。
ただ、OS やアプリケーションの動作に不具合や不安定さが見られた場合にライブラリフォルダ内の Application Support 内や Preferences 内、或は Caches 内 をいじる事で原因を探ろうとするのは Mac OS 遣いの中では初歩中の初歩ともいえる手段。
別に毎日覗くフォルダではないとしても、何らかの手段でライブラリフォルダを表示させてからでないと同様の作業が出来なくなるというのは些か不便とも……。こういう使い方が多いユーザにとってはむしろ改悪に感じるかもしれませんね。
ちなみにターミナルコマンドでライブラリフォルダの表示/非表示を切り替えられるようです。いずれ OnyX などのアプリケーションから UI を通して表示/非表示の切り替えも可能になるでしょう。
この仕様変更は広い意味でクラウド化の一環名だろうと想像できますが、個人的には……ちょっと不便を強いられるかなぁ……という気がしています。実際に使い始めたら不便を感じないかもしれませんけど。