りんごが好きなのでぃす

Macを中心に、たま〜にiPhoneやiPadなどの話題も届けていたら今年で26年目を迎えてました

OS X LionからPowerPCアプリが使えなくなる

 

OS X Lion、久しぶりに斬り捨てまくりのメジャーアップデート

MacRumors より

7月にリリース予定の OS X Lion では「Rosetta」が斬り捨てられることが確実のようです(以前から分かっていたことだったように記憶しているのですが……)。

Rosetta(ロゼッタ)とは PowerPC 系 Mac 用にプログラムされているアプリケーションを Intel CPU を搭載する Mac でも動作するようにする、いわば『通訳さん』みたいなものです。この通訳さんが OS X Lion には存在しない為、OS X Lion では AppleWorks のような PowerPC 系アプリが使えなくなる、ということになります。

考えられる対応策は今のところ以下の通り……とのこと。

 

  1. OS X Lion と Mac OS X 10.6 Snow Leopard 以下とのデュアルブート環境を作る
  2. OS X Lion を導入しない

まあ、書くほどのことでもない気がしないこともないのですが…… σ(^_^;)

(1)は単純に内蔵 HDD (SSD) にパーティションを切って、それぞれに異なる OS を入れて使い分ければ良い、というものですね。パーティションを切るのが面倒なら外付け HDD に Snow Leopard を入れても良いでしょう。

ただし Mac は原則として『発売時にプリインストールされている OS のバージョンよりも古いものをインストールすることは出来ない』仕様になっています。従って OS X Lion がプリインストールされている Mac を購入した場合には(1)のような使い方は出来ないかもしれない……という点に注意して下さい。
→ OS X Lion の発売日よりも前から販売されている Mac であれば OS X Lion プリインストール済みでも Snow Leopard は入れられる……かも知れません。裏を返せば、OS X Lion 発売以降にモデルチェンジが行われた Mac に Snow Leopard を入れるのはほぼ絶望的かな…と(未確認)。

これがダメなら Rosetta を潔く諦めるか、Rosetta が使える Mac を別途用意するくらいしか無いでしょうね。ただし、iWork のように PowerPC 時代の AppleWorks ファイルを扱えるアプリも中にはありますので、AppleWorks は Lion で使えない……と諦める前に代替えアプリがあるか探してみるのも良いかもしれません。