Exchangeサーバ使用時の信頼性向上などが行われたマイナーアップデート
11月11日、AppleはMac OS X 10.6 Snow Leopard用の最新アップデータをリリースしました。バージョンナンバーは10.6.5。Snow Leopardを利用する全てのユーザにアップデートが推奨されています。主なアップデート内容は以下の通り。
- Microsoft Exchange サーバ使用時の信頼性が向上
- iPhoto および Aperture での画像処理に関する一部の操作でパフォーマンスが向上
- グラフィックスアプリケーションおよびゲームの安定性とパフォーマンスが向上
- プリントジョブで遅延が起きる問題を修正
- 一部の HP 社製プリンタで AirMac Extreme に接続時に起きるプリントの問題を修正
- アドレスブックから iCal に連絡先をドラッグする際に起きる問題を修正
- Dock のスタックから項目をドラッグする際に Dock の表示が自動的に隠れない問題を修正
- 辞書で Wikipedia の情報が正しく表示されない問題を修正
- 一部の Mac システムで MainStage のパフォーマンスが向上
- OpenType フォントで起きるスペーシングの問題を修正
- 一部の Bluetooth 点字ディスプレイ使用時の信頼性が向上
- Safari 5 で一部の Web サイトの閲覧時に起きる VoiceOver の問題を修正
このアップデータについての詳細は http://support.apple.com/kb/HT4250?viewlocale=ja_JP をご覧下さい。
アップデートはデスクトップ左上のアップルメニューから「ソフトウェア・アップデート...」を選択するか、サポートページからアップデータ(スタンドアローン型のインストーラは執筆時点で未掲載)をダウンロードして適用してください。アップデート実行前とアップデート実行後に1回ずつアクセス権の修復を行うことをお勧めします。
なお、Mac OS X 10.6.4以下の環境でアクセス権の修復等でも微細な不具合が感じられるといった場合は、サポートページから"Mac OS X 10.6.5 Combined(統合アップデート)"を直接ダウンロードして適用してみて下さい。場合によってはこれで(システムに関連する)不具合が解消する事があります。