リコールはしないけど、知らん顔もしないという最適解
Appleアンテナ問題、唯一の真の解決策 @ TechCrunch Japan最良の解はそんな極論の中間にある。ハードウェア問題を全面的に認め、自主回収とともに製造過程に緊急な改善措置を行うこと。
(中略)
ステンレス製アンテナを絶縁被膜で覆えばよい。Appleのデザインの神、Jonathan Iveなら、金属面を覆いかつ外観、質感、透明度、硬度といったステンレスの高級感を損わない材料など意のままだろう。
FoxconnとAppleなら1ヵ月以内でこれを完了できるはずだ。Foxconnは新しいiPhone 4の生産ラインを準備しておき、新しいアンテナが整い次第ラインを切り換える。ステンレス鋼には(網膜ディスプレイなでと異なり)品不足がないから、この解決策の実施はAppleとFoxconnがいかに速く動くかのみにかかっている。
(中略)
アンテナは絶対に今すぐ直すべきだ。Appleは製造ラインが軌道に乗ったある時点で「自主回収」を行えばよい。例えば、今すぐ自主回収を発表し、9月1日以降最長3ヵ月間、ユーザーがジーニアスバーでiPhone 4を交換できるようにする。
細かい部分までの考察はプロには叶いませんが、やるべき事という点においては先のエントリーで私が書いた事と概ね同じなんですよね。
Apple、密かにiPhone_4を改良中? - りんごが好きなのでぃす
現在この受信レベルの件について利用者からのアンケートを募っているのですが、途中経過では『問題は起きているけど深刻な状態に居る方は少数』というのが現状のようです。
そう考えると深刻な状況にあるユーザから優先的に交換に応じる『トリアージ』的対応をとった方が全てを対象とするリコールよりも現実的ではないでしょうか。その方が品不足に陥る危険性を軽減出来ますし、交換用に端末が回されて新規販売分に影響を及ぼす可能性も下げる事が出来るはずですからね。
実際にこのような『交換』という施策をAppleが打ち出すかどうかは今夜の午前2時以降でないと分かりませんが、こういうやり方がユーザとAppleにとって一番バランスがとれる方法だと思いませんか?