Safari 5がどれほど高速化されたのか、数字で比較してみる
以下、SunSpiderでの測定結果。
"from"側に記されている結果がSafari 4.xで、"to"側がSafari 5.xです[比較をみる]。当方が所有するMac mini (MA608J/A) においてはSafari 5の方が[1.37倍高速]という結果が出ました(一度しか試行してないので、複数回の平均を取ると少し違うかもしれません)。
Safari 5では他にも高速化のための改良が幾つかされているようなので、実際に使うと1.37倍という微妙な数値から想像するよりもハッキリとした高速化が体感出来ると思います。現行最新版のFirefoxより2倍速いというのも頷けます。
Safari 5を入れたらクラッシュするといった声が朝のうちは結構聞かれていたのでアップデートを躊躇っていたのですが、結果的にはアップデートをしても今のところ何の問題にも遭遇していません。参考までに書いておくと、私はSafari 5にアップデートする前に以下の下準備を済ませました。
- Safariのブックマーク(/username/ライブラリ/Safari/Bookmarks.plist)をデスクトップに退避
- ライブラリ内のSafariフォルダ(/username/ライブラリ/Safari)をゴミ箱へ
- Safariのキャッシュ(/username/ライブラリ/Cashe/Safari)をゴミ箱へ
あとはソフトウェア・アップデートを実行してSafari 5をインストールし、一旦Safari 5を起動させたらすぐに終了させ、退避させておいたブックマークファイルを所定の場所(/username/ライブラリ/Safari/)に戻しました(同名ファイルがあるので差し替えます)。
なおSIMBLプラグインのようなものはホストアプリ(Safari)のバージョンに強依存する場合が多く、また、ホストアプリの機能追加によって旧プラグインが与えていた拡張機能と衝突する場合もあるので、メジャーアップデートを行う場合は必ずそれらを解除してからアップデートしましょう。