iPhoneは↑131%、Macは↑33%、減ったのはiPod (↓1%) のみ
Appleプレスリリース、マイコミジャーナルより
Appleの快進撃が止まりません。2010年第二四半期 (1月 - 3月期) の売上高は前年同期比の約50%増。アメリカの伸びはもちろん相変わらずだが、アジア各国での伸びが尋常ではないようでアジア太平洋地域で184%増、日本だけでも51%増の8億7000万ドルを売り上げているそうです。
もちろん主たる牽引役はiPhoneですが、それに引っ張られる形で母艦となるMacやiTunes Store (App Store) での売り上げも伸びたということのようですね。iPhoneは過去最高の約875万台を販売し、売上高や純利益さらにはMacの販売台数も記録を更新したそうです。
ところで今回の決算発表の場ではSteve Jobsが興味深い発言をしています。
Apple、第2四半期の業績を発表売上高が49%アップ、利益も90%アップと、ホリデーシーズンを含まない四半期として過去最高の業績を報告できますことをとても嬉しく思います。先ごろ販売を開始した革新的な新製品のiPadは大好評で、今年中にはさらに素晴らしい製品をいくつか計画しています。
そうです。よほど機嫌が宜しかったのか (次期iPhoneの事件を忘れるほど?) 明言は指定無いまでも「まだ出るよ!」と新製品の投入を宣言したのです。
この「新製品」というのが、所謂モデルチェンジによる製品投入を意味しているのか、それともiPadのようにニューカマーの投入を意味しているのかは判りませんが、この上さらにApple信者に散財させようという何とも腹の立つ話ではありませんか(笑)
モデルチェンジの可能性があるものとして筆頭にあげられるのはMac Proでしょう。噂のHexa-Core (6 Core) 仕様となる可能性が高そうですし、筐体デザインもそろそろ刷新されてもおかしくありません。
MacBook AirとMacBookは判断が難しいですね。Jobsが仄めかしたくなるくらいですから、もしかしたらメジャーアップデートが計画されているのかもしれません。
Mac miniもいい加減刷新されても良い頃でしょう。筐体デザインや性能を考えても、そしてそれ以上に他のMacに比べてかなり割高となっている現状を鑑みるとかなり大胆な事をしないと本格的に存亡の危機に瀕していると見る事も出来ます。
iPodも見直しがあるかもしれませんね。classicがどういう運命に立たされているのか、ここに何かてこ入れをするのかが注目かもしれません。shuffleやnanoが無くなる、あるいは何かに置き換わるということはまず無いでしょう。
新規投入製品についてはMacもiPodも可能性はありますが、どちらかと言えばMacかな?ただ、自社製品との競合がおこらない『隙間』が何処にあるのか、Jobsはそれに気づいているのかによりますね。
今年はAppleファンにとって妄想が途絶えない忙しい一年になりそうです(笑)