りんごが好きなのでぃす

Macを中心に、たま〜にiPhoneやiPadなどの話題も届けていたら今年で26年目を迎えてました

新iMac(Core i5/i7)は現行のMac Pro(8コア)を凌駕!

 

Quad Core (4コア) がOcta Core (8コア) をあっさり凌駕…

Macin' Blogさんより

先頃ようやく出荷が始まった新しいiMacの27-inch Core i5/i7搭載モデル。発表当初から「こいつは(単体性能、コストパフォーマンスにおいて)凄いことになるぞ…」と固唾を呑む声が方々から上がっており、実際に実機を使ったテストを行ったり或は実物が手元に届いた一般ユーザの反応を見ると、まさにその予感通りのとんでもないマシンであることは既に知られつつある現在。

そして今度はspeedmark 6でのベンチマーク結果をMacworldが公開。これを見るともはやiMacは「コンシューマー」の域をブッ超えて不可侵地帯と思われていたProの領域に足を突っ込んで来た事がはっきりと分る。

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赤がCore i5/i7を搭載したiMac、下二つの8 Core Mac Proを凌駕している

image from Macworld

価格面から見てみると、1台でほぼ全てが完結するiMacが約200,000円で買える (Core i5/i7の場合) のに対して、Mac Proは本体のみで約360,000円と実に160,000円もの価格差がある。Mac Proは中枢が堅牢で拡張性に富むというアドバンテージはあるものの、果たしてその部分だけに160,000円もの投資に見合う価値を (映像制作など特定の業界を除いて) 見いだせるのか疑問を感じる。

このようなパワーバランスではMac Proの立場は非常に危うい。少なくとも上のグラフだけで言えばMac Proの存在感はほぼゼロに近い。となれば近々Mac Proのアップデートが行われるだろうと推測するのが自然だと思うが、果たしてどのようなアップデートが施されるか。Intel CPUのロードマップがどうなっているのかは知らないが、例えば現行のQuad or Octaのモデル構成ではなく、Octa or 16 Coreなんて構成にしてくるなんて事は無いだろうか?

エントリー向けのMacが同時期に発売されているPro向けMacの性能を上回る…。この珍現象は珍現象に非ず、実は過去に数回見られた現象。PowerBook G4 12インチモデルのように下級生に敗北を喫したモデルも…。まぁ、Mac Proが消滅する事は無いと思うが、高性能だけではなく"プラスα"の価値を与えるべく色々模索し始めた方が好い時期に差し掛かりつつあるのかも知れない。