Snow Leopardのメールアカウント作成は、ちょっと癖があるのです
今更書く事でもないかもしれませんが、昨日のiMacリリースを受けて今回から初めてSnow Leopardに触れる方 (既存Macユーザ、Winからのスイッチ組など) がいらっしゃると思うので、一応参考として載せておきます。
Outlook ExpressやEntourage、あるいはThunderbirdやMac OS X LeopardまでのMail.appのような一般的なメールクライアントではこれまでアカウントの設定を全て手動で行っていました。つまり、ユーザ名やパスワード、メールの送受信サーバ名や必要に応じてポートの設定など、とにかく逐一資料を見ながら手入力 (マニュアル設定) していました。
Mac OS X 10.6.x Snow Leopardに付属しているMail.app (v 4.x) ではメールアカウントの設定が非常に簡略化されており、今までのように送受信サーバやポート番号の入力などをしなくても「名前、メールアドレス、パスワード」の3項目だけ入力すれば一通りの設定が自動的に完了するようになっています。
しかし全てのメールサービスに対応している訳ではなく、この自動設定機能が働かずに設定がいつまで経っても終わらないことも珍しくありません。例えば私はSo-netのメールアドレスを持っていますが自動設定では設定が終わりませんでした (「特定のメールアドレスのメールサーバを検索中...」の表示から先に進まない)。このような場合は以下の要領で手入力出来るようにします。
これで自動設定の処理がスキップされて手入力 (マニュアル設定) の画面に遷移します。あとは画面に表示されている各入力欄に必要事項を入力していけばOKです。ただし、稀にプロバイダの方で設定に必要な項目(数値)が変更されている場合がありますので、手入力をしても認証処理が先に進まない場合はメールアドレスを発行しているサービス元のサポート情報などをしっかり確認してみましょう。最近ならポート番号が変更になっている事がよくあるようです。
【ネタもと】
Apple Discussions|Mail アカウントを追加出来ません