りんごが好きなのでぃす

Macを中心に、たま〜にiPhoneやiPadなどの話題も届けていたら今年で26年目を迎えてました

Snow Leopardを入れる前に確認しておきたいこと

 

Snow Leopardが手元に届くまであと数時間でしょうか。Mac OS Xのアップデートは簡単ですが、アップデート前の環境をできるだけ正常な状態にしておかないとアップデートにより予期せぬ不具合に見舞われることが多々ありますので、喜び勇んでアップデートをする前に一息入れてチェック忘れが無いか確認しましょう。

  1. まずはアプリケーションの対応状況をチェック強く推奨
    Snow Leopardは内部の仕組みがかなり変わっているため、Leopardで動いていたアプリケーションでもSnow Leopardでは動かなかったり、動作が極端に不安定になる場合があります。既にアップデートによって対策済みのアプリ、早々に対応予定のアプリ、対応予定無しのアプリ (Adobe CS3シリーズなど) 様々なので、Snow Leopard Compatibilityや各メーカーサイトで情報を事前に確認しましょう。
    なお、Snow Leopardでは「Rosetta」がオプションインストールになっているので、普通にインストールするとPowerPC用のアプリが使えなくなります。また、RosettaをインストールしておいてもSnow Leopard以前のRosettaと全く同じように動作するかは不明ですので気に留めておいて下さい。Rosettaは後から追加でインストール可能です。
  2. アクセス権の修復強く推奨
    最低限これだけはやっておきましょう。10.5.6以降では修復後もエラー祭りですがこれら以外が直っていればOKです。
  3. ディスクの修復も行う:推奨
    少々面倒ですがLeopardなどのインストールDVDなどからMacを起動させ、Snow LeopardをインストールするHDDに対して修復を行って下さい。
  4. バックアップの作成 - Leopard -強く推奨
    Snow Leopardにアップデートする直前の状態をTime Machineでバックアップ。これでSnow Leopard移行後に深刻な問題が出ても簡単にLeopardに戻せます。
  5. バックアップの作成 - Tiger -:推奨
    Carbon Copy Cloner (CCC) のようなバックアップソフトを持っているなら、それを使ってバックアップ。持っていない場合は自身のユーザフォルダ (必要なら他のアカウントのフォルダも) USBメモリやDVD-Rなどに複製保存。Snow Leopard移行後に深刻な問題が出たら、当初と同じアカウント名を使って旧環境をインストール&セットアップし、バックアップしたフォルダの中身を差し替えればOK (バックアップソフトを使った場合は、そのソフトの用法に従うこと)。
  6. 保険のバックアップを取る:慎重派向け
    心配性な方はSafariなどのブラウザのブックマークやCookie、Mail.appなどのメールソフトの中身、iTunesやiPhotoのライブラリ関連など、必要なものを個別にバックアップすると良いでしょう。Safariやアドレス帳などはバックアップを取る仕組みが用意されています。
  7. インストール先をゼロ消去:精通者向け
    バックアップの取り方やその復元方法などに精通されている方で必要を感じるようならインストール先のHDDをゼロ消去してからSnow Leopardを入れると良いでしょう。使用中のHDDに不良セクタが存在している場合、ゼロ消去によって不良セクタが使用できなくなるのでHDDの動作が改善する場合があります (物理的なトラブルは直りませんが) 。

ちなみに私は使用中のアプリにSnow Leopardとの互換性に不安の残るものが幾つかあるので、その辺を見極めてからアップデートする予定です。本当は直ぐにでもアップデートをしなければ気が済まない性格なのですが、今回だけはちょっとだけ我慢(涙)。いずれ追いつきます!