りんごが好きなのでぃす

Macを中心に、たま〜にiPhoneやiPadなどの話題も届けていたら今年で26年目を迎えてました

Apple、10月にネットブック的なものを発表か

 

iPod touch以上、MacBook以下なネットブック的カテゴリはAppleに必要なのか?

GIGAZINEによると台湾紙の「工商時報」が今年の10月中旬にAppleネットブックを発表する予定であると報じているらしい。情報の内容についてはリンク先を参照の事。

Apple謹製ネットブックについてはけっこう前から噂は有るが個人的には“Doubt!!”だ。

理由は至って簡単。そんな中途半端なデバイスは必要ないからだ。

ネットブックが注目され始めているのは価格と大きさに他ならないだろう。特に可搬性に大きな影響を与える筐体サイズは何より魅力的なのかもしれない。それに加えて低価格と来れば人気が出るのも解る気がする。

しかし、ネットブックというのはあくまでも『ネットブック』という独立したカテゴリであって『小さいノートパソコン』ではない。乱暴な言い方をすればノートパソコンから装備や機能を削れるだけ削って小型化した『ノート型PCほどの機能を有さない小型のパソコン』とでも言うべきもの。

市場は「更に小さく、更に安く」を求めるがノート型パソコンの小型化・低価格化をするにはどうしても限界がある。となれば装備や機能を犠牲にして要求に応える(と感じてもらえる)製品を出すしか無い。それが『ネットブック』というカテゴリ。これがネットブック登場の全てではないにしても非常に大きな理由に挙げる事は出来るだろう。新しいカテゴリ名を提示する事で『廉価版』という印象を持たれずに済むからだ。

では、果たしてMacにも同じようなコンセプトの製品が必要なのか。もちろん小型で安価なノート型があればそれに越した事は無いが、ノート型Macに比べて制約は多いけど中身はパソコンみたいなもの、という性格の製品は既にある。そう、iPhoneやiPod touchだ。ネットブックと同等というつもりは無いし、似ていないという事も出来ないが、そういう性格の製品が既にある以上、競合する製品を追加投入するメリットは全く無い。

ユーザはAppleに対してネットブックを求めているのではなく、あくまでも「より小さくて、より手頃な価格のもの」を求めているのだからAppleは素直にその声を具現化すれば良いだけの事。となればAppleがやる事は想像出来る。

「我々はこういう形でユーザの声に応える、ネットブックのようなケチな戦略は採らない」

つまりは性能面などを堅持しつつ、小型化・低価格化を進めた小型のMac的なものだ。多分それこそ別の噂に出ている『タブレット型Mac』なんじゃないだろうか。大型のiPod touchと言っても良いかもしれない。そしてきっと、新しいMacBookの座に就くのがこのタブレット型Macになるのではないかと思う。

とまあ、私なりに勝手な妄想を書いてみたが、皆さんはどのように想像されるだろうか。やっぱりネットブックを出してくるだろうか。それともAppleらしく挑戦的なものを出してくるだろうか(どっちでもないかもしれないが/苦笑)。

【ネタもと】
GIGAZINE|Appleが10月にネットブックを正式発表か、タッチスクリーンを搭載