りんごが好きなのでぃす

Macを中心に、たま〜にiPhoneやiPadなどの話題も届けていたら今年で26年目を迎えてました

MacBook Whiteをサイレントアップデート

 

Apple Store USのMacBook White、密かにアップデートが施されているもよう

TUAWなどによると、本家Appleのオンラインストアに掲載されているMacBook Whiteのスペックが微妙に変更されているとの事。どうやら告知を行わないサイレントアップデートが行われたようで、CPUのクロックアップやメモリ仕様の変更などで若干の高速化が図られている模様。日本のApple Storeではまだ変更が反映されていませんが、間もなくアップデートされるものと思われます。

今回アップデートが行われている点は以下の通り。

[CPU]Intel Core 2 Duo 2.0 GHz -> Intel Core 2 Duo 2.13 GHz
[RAM]667 MHz DDR2 SDRAM -> 800 MHz DDR2 SDRAM
[HDD]SATA 5,400 rpm 120 GB -> SATA 5,400 rpm 160 GB
   →SATA 5,400 rpm 500 GBをBTOに追加
[バッテリー駆動時間]最大4.5時間 -> 最大5時間 (ともにワイヤレス使用時)

ちなみにアルミボディ (Unibody) のMacBook下位モデル (MB466J/A) は…

[CPU]Intel Core 2 Duo 2.0 GHz
[RAM]1066 MHz DDR3 SDRAM
[HDD]SATA 5,400 rpm 160 GB
[バッテリー駆動時間]最大5時間 (ワイヤレス環境)

…となっている事からも分かる通り、突き詰めればメモリの性能差が出る場面もあるかもしれませんが、一般的用途においては性能差は微々たるものとなりました。にもかかわらず、Unibody MacBookは148,800円であるのに対し、MacBook Whiteは108,800円114,800円 (本家が$999で価格据え置きなので日本も多分据え置き…と仮定)。更にMacBook WhiteにはUnibody版で廃止されてしまったFireWire (IEEE1394) ポートが備わっている事から考えると、Whiteの方が若干リッチな仕様になっているという事も出来ます。

UnibodyにはUnibodyなりの美しさがありますが、性能を重視するのであればMacBook Whiteを選択するのはかなり賢い買い物と言えそうです。

ところで、この製品構成だとUnibody MacBookの下位グレードが若干見劣りするばかりか、逆に割高感を与えてしまいそうです。となれば、Unibody MacBookにも何らかの手直しをしてくる可能性は十分にあり得る事かもしれません。タイミングがいつになるかは分かりませんが、とりあえず開催間近のWWDC 2009までは様子を見た方が良いかもしれないですね (まさかのブランド統合とか?!) 。

【ネタもと】
TUAW|White MacBook specs quietly bumped
MacNN|Apple bumps white MacBook to 2.13GHz
9 to 5 Mac|Apple quietly updates polycarbonate "MacBook White"