Mac OS X 10.5.7、Safari 3.2.3などのアップデータが公開されました
5月12日、AppleはMac OS X 10.5.7などのアップデータを一斉に公開しました。公開されたアップデータは以下の通り。数は多いですが、環境によって適用されるアップデータは異なるので実際には2件程度です。
- Mac OS X 10.5.7 Update
- Mac OS X 10.5.7 Combo Update:Combo = 統合
- Mac OS X Server 10.5.7 Update
- Mac OS X Server 10.5.7 Combo Update
- Security Update 2009-002 (Tiger, PowerPC)
- Security Update 2009-002 (Tiger, Intel)
- Security Update 2009-002 (Server, Tiger, PowerPC)
- Security Update 2009-002 (Server, Universal)
- Safari 3.2.3 for Leopard
- Safari 3.2.3 for Tiger
- Safari 3.2.3 for Windows
- Safari 4.0 Beta (5528.17):Beta版の新しいビルド
アップデートはデスクトップ左上にあるアップルメニューから「ソフトウェア・アップデート...」を実行し、あとは画面の指示に従って下さい。もちろん自分の環境に見合ったアップデータを手動でダウンロードして適用しても構いません。単体アップデータはAppleのサポートページから入手可能です。
以下、アップデートによるトラブルをなるべく発生させない方法。
- [重要]アップデート実行前にアクセス権の修復 (ディスクユーティリティ) を行う
- [重要]Safari StandなどAppleの基本アプリケーションに何らかの機能追加を行うような社外製プラグインは事前に外しておく
- 念のため常駐アプリケーションを終了させておく
- Keyboard, Mouse以外のUSB or Firewire装置は外すか電源を切っておく
- 10.5.7 Combo Updateを手動で適用したあとにソフトウェア・アップデートを実行する
- アップデート完了後もアクセス権の修復を行う
上記対策をしたからといって100%問題が起こらないとは言えませんが、少なくとも問題を抱えた状態でアップデートを行ったり、システムのバージョンアップにシビアなものを残した状態でアップデートを行うよりは安全です。ご利用中のアプリケーションやプラグインのOS対応状況を見届けてからアップデートをするようにすれば更に安全です。
ちなみに私は今回、外付けHDDの電源を切った状態でMac OS X 10.5.7 Comboを適用してからソフトウェア・アップデートを実行し、そこからSafari 4.0 Betaのアップデートだけを行い現在のところ全く何の問題も起きていません。