開発中のSnow Leopard、最新ビルド (10A261) のスクリーンショット
Mac OS Xの次期メジャーアップデート版となるMac OS X 10.6 Snow Leopardのスクリーンショットが幾つかがWorld of Appleに掲載されていました(via AppleInsider) 。紹介されていた内容は以下の通り(抜粋)。
- at System Preferences
・Internet & Network:QuickTimeの項目が無くなっている?
・Hardware > Keyboard & Mouse:Keyboard ShortcutsのUIを改良し利便性向上 - at QuickTime
・QuikTime Proを標準仕様に改め、これをOSに統合? - at Finder
・Stacksのグリッド表示内でフォルダ階層を辿ることが可能に
→LeopardのStacksはグリッド表示のままフォルダの中を表示出来なかった - at システム全般
・OS Xで廃止された"Put Back (元の場所へ戻す)"コマンドが復活
・大半のOS標準アプリでファイル容量が半減以下に
ex1. Mail.app : 289MB (@10.5.6) > 36MB (@10.6 -10A261-)
ex2. Safari : 67.2MB (同上) > 17.4MB (同上)
ex3. iTunes : 144.5MB (同上) > 50MB (同上)
Stacks上で開かれたフォルダと同階層のパネルは遠方(左上)に退避する模様
基本的にこれまで少しずつ判明(?)して来ていることと変わりありませんが、Stacksのグリッド表示でフォルダ階層を辿れるようになったのはかなり大きな改善。グリッド表示の際の最大の弱点であった使い勝手の悪さが克服されるでしょう。
ただ、iTunes 7以降やiLife '09のアプリケーションなどで採用されているインターフェイスに統一されるだろうという噂に期待を寄せていたのですが、少なくとも今回のスクリーンショットでは旧来のAquaインターフェイスのままである点が気になります。まあ、デザインの差し替えは難しくないはずなので、開発の最終段階までに修正してくることに期待したいと思います。Appleらしく、機能性はもちろんのこと見た目にも拘りを見せて欲しいですからネ。
Snow Leopard (10A261) のスクリーンショットはWorld of Appleでご覧頂けます。
【ネタもと】Snow Leopard screenshots show interface tweaks@AppleInsider