Vistaで不評だった多パッケージ構成、Windows 7でも継続とは無学な…
2月3日、MicrosoftはWindowsの次期メジャーアップデート版となる「Windows 7」のグレード構成を明らかにした。パッケージは以下の6つ。
- Windows 7 Starter
- Windows 7 Home Basic
- Windows 7 Home Premium
- Windows 7 Professional
- Windows 7 Enterprise
- Windows 7 Ultimate
Windows Vistaではマシンへの要求スペックが高すぎるという声のほかに、グレード構成が多過ぎるという声も上がっていたが次期Windows 7でもこの構成は引き継がれることになる。
それにしてもどうしてこんなに多くのパッケージを用意しなければならないのだろう…。市場特性に合わせたグレード構成ということなのだろうが、徒に構成を増やせばコスト高になり結果的に商品の価格が上がるだけだし、コスト高になるから新興市場向けの"Starter"や"Home Basic"などの中途半端なものを作らなければならなくなる。MSにとってはメシウマなやり方なのかもしれないが、ユーザフレンドリーな商売だとは思えない。個人的には上から2つずつ、Lite、Home、Businessの3グレードで十分な気がするけどなぁ…。
ちなみにMacはIntel CPU搭載MacとPowerPC搭載Mac、さらに32bit対応と64bit対応というのがあるが、OSを新規に購入する際にユーザはこれらを意識する必要は全くない。自分のマシンがOSの要求スペックを満たしていれば『Mac OS X』を買えば良い(より複雑な環境向けのServer版がある)。Windows VistaやWindows 7のように機能を追ってパッケージを選択するといった手間は不要。
【ネタもと】
- 「Windows 7」は6エディション、主力は"Home Premium"と"Professional"@マイコミジャーナル
- 「Windows 7」バージョン構成が明らかに--一般向けは「Home Premium」と「Professional」@CNET Japan
- Windows 7は 6エディション構成、機能比較@engadget日本版