MacBookホワイト収束モデルに非ず、密かにアップデートし魅力度UP
昨年の10月にMacBookがモデルチェンジされアルミボディ (unibody) を採用する中、廉価版という位置付けで従来のポリカーボネイトボディを纏ったMacBookが併売されていた。
新旧モデルの併売はAppleとしては非常に珍しい事で、大方は新規ユーザ獲得の為の蒔絵のようなものだろうという認識だったはず。
だからしよう変更される事なくいずれ収束(消滅)するだろうと思っていたのだが…。
あにはからんや、今週の火曜日頃に何の告知もなく密かにアップデートが施されていた(=サイレントアップデート)。
外見はこれまでと同じく白いポリカーボネイトボディ。
クロックは2.1GHzから2.0GHzに落とされているが、FSB (Front Side Bus) が800MHzから1066MHzに上げられている上に、グラフィックになんとunibody MacBookやMacBook Proと同じNVIDIAのGeForce 9400M (G) を採用してきているので、CPUクロックダウンが気になるどころか、むしろ全体的には体感速度が増す方向に進化したと言えるだろう。
unibody MacBookではFirewireポートが廃止されてしまったがMacBookホワイトはFirewire 400ポートが健在なので、特にunibodyのデザインや性能を必要としないのなら十分実用レベルのマシンであると言えそうだ。
価格は当然据え置きの114,800円。
メモリの規格やFirewireポートの有無、ディスプレイの違いなどはあるが直上のunibody MacBookより34,000円お買い得。