BarracudaなどのFirmwareバグが原因でパソコンが起動できなくなる事も…
Seagate社が販売しているHard Disk Drive (以下HDD) の一部製品において、使用されているFirmwareに存在するバグが原因でHDDが突然認識されなくなったり、起動ディスクとして使っている場合はパソコンが起動しなくなってしまう場合があるようだ。
問題が起こる可能性のある製品は以下の通り (Seagete社発表文書より)。
- Barracuda 7200.11
- ST31000340AS, ST3750330AS, ST3640330AS, ST3500320AS, ST31500341AS, ST31000333AS, ST3640323AS, ST3640623AS, ST3320613AS, ST3320813AS, ST3160813AS
- Barracuda ES.2 SATA
- ST31000340NS, ST3750330NS, ST3500320NS, ST3250310NS
- DiamondMax 22
- STM31000340AS, STM3750330AS, STM3500320AS, STM31000334AS, STM3320614AS, STM3160813AS, STM31000333AS
対処法はモデルごとに異なるようなのでSeagete社のサポートページに張られているリンク先を参照。なお、このトラブルそのものはHDDに保存されているデータに影響は出ないとの事。
ただ問題はMacで対象モデルを使用していた場合。現時点で公開されている方法やツールは全てWindows向けのものなので手の施しようがない。全く起動できない状態に陥ってしまっている場合はとりあえず対象のHDDをMacから取り外して別のHDDに換装した上で念のためSMUリセットをかけてから起動してみるか、Seagateからの公式発表を待つ、またはサポートに直接連絡を入れるしか無さそうだ。
今の時点でMacユーザが出来る事、情報お持ちの方がいらっしゃいましたら教えて下さい!
【ネタもと】
- Seagate製ハードディスクのファームウェアに致命的な不具合、起動不能・アクセス不能になることが判明@GIGAZINE
- GIGAZINE編集部のSeagate製ハードディスク「Barracuda 7200.11」がついにアクセス不能に@GIGAZINE
【参照】
- Technical Support@Seagate
- Knowledge Base@Seagate