iTunesをターゲットとしたフィッシング現る
これだけ多くの人に利用されているiTunes Storeだから当然オンライン決済をしている人が大半。フィッシングを仕掛けるには格好のターゲット、ということなのだろう。
フィッシングの手口はiTunesアカウント情報の修正を求めて来たり、あるいは支払い請求を模したものらしい。いずれもメール状に書かれているリンクをクリックすることで偽のページに誘導され、そこで入力した個人情報が吸い上げられる、というものだ。
iTunesのアカウント情報は基本的にiTunesアプリケーションを介して行われている。iTunesの右肩にあるボタンをクリックして表示されるページがそれだ。アカウントの情報や支払いに関する情報もこの画面から一元的に管理されているので、逆を言えばiTunesの画面以外で同情報の操作を求められるというのは些か不自然ということになる。
フィッシング対策は非常に簡単。仮にこのようなメールが届いたとしても記載されているリンクをクリックしないことだ。どうしても気になるならAppleコールセンター(0120 - 27753 - 1)に電話をするなどして確認してみると良い。