りんごが好きなのでぃす

Macを中心に、たま〜にiPhoneやiPadなどの話題も届けていたら今年で26年目を迎えてました

ハードディスク、寿命の都市伝説?

 

旧ブログからインポートしたエントリーなのでリンクが切れている場合があります。画像はインポートしていません。

ハードディスクの寿命、つまり故障の発生はハードディスクドライブの「温度が高い(熱がこもる)こと」「アクセス頻度が高いこと」が原因になりやすいという話を耳にしたことがありませんか?どちらも間違いではないようですが、真実でもないらしい。

Googleによるとこれまで運用していた民生用のハードディスクドライブ(HDD)10万台について検証してみたところ、熱やアクセス頻度と発生する故障との間に明確な因果関係が見られなかったとのこと。10万台という膨大な分母の上に出てきた結果だけにこの話は非常に興味深いですね。

もちろん50℃を超えるといったメーカーさんでも目を覆いたくなる状況下では故障率は飛躍的に上がるようですが、これはもはや一般用途ではあまり考えられないレベルです(50℃を超える=触れない熱さ)。故障を恐れてHDDの冷却を考えるのは悪いことではありませんが、一般的な環境にあることを考えると、むしろ「いつでも壊れる」という認識の元、こまめにバックアップをとることに気を遣った方が良さそうです。

ちなみに、S.M.A.R.T.情報もあまり参考にならない…とか(苦笑)

【参考】ハードディスクは温度や使用頻度に関係なく故障する