りんごが好きなのでぃす

Macを中心に、たま〜にiPhoneやiPadなどの話題も届けていたら今年で26年目を迎えてました

ことえりを鍛え直す

 

旧ブログからインポートしたエントリーなのでリンクが切れている場合があります。画像はインポートしていません。

Mac OS標準の日本語入力環境「ことえり」。その性能は愛情を込めて"おバカさん"と評されているが、今のことえりは昔に比べると遥かに"お利口さん"になった。とはいえ、ATOKなどの専門屋さんに比べれば"おバカさん"であるのは否めない。

特に今のことえりは"連文節変換(一気に文章を打ってから変換)"でその変換精度を上げるように作られているので、文節(単語)で細かく区切る用法では想像以上に学習効果が上がらない。それどころか誤変換が生じやすくなるため間違えて学習させてしまう確率が高まってしまい、結果的にさらに使いにくく、さらに"おバカさん"になってしまうおバカスパイラルに陥る。

このように誤変換が多くなった等、ことえりの使い心地に不満を感じるようになったら躊躇せず覚えた事を忘れさせてあげよう。

やり方は以下に示す通り至って簡単。ことえりで変換する時にやたらとレインボーカーソルがクルクル回るようになった場合にも効果がみられる事もあるので試してみると良いだろう。

  1. 〜/ライブラリ/Preferences/com.apple.JapaneseAnalysis
    このcom.apple.JapaneseAnalisisフォルダをゴミ箱へ移動
  2. 一旦ログアウトして再ログイン

たったこれだけで学習成果を忘れさせてあげる事ができる。使ってみて特に支障がないようであればゴミ箱へ移動させたものは削除してしまって構わない。あとはできるだけ連文節変換をするように心がければことえりの変換能力はかなり高まるはずである。

なお、ユーザ辞書に登録した単語は消えずに残っていますが、この操作によってユーザ辞書の使用がOFFになってしまうので、ことえりの環境設定を開いてユーザ辞書を使用するように設定し直してください。これでユーザ辞書に登録してあった単語も今まで通り変換候補に現れるようになります。