りんごが好きなのでぃす

Macを中心に、たま〜にiPhoneやiPadなどの話題も届けていたら今年で26年目を迎えてました

iTunes、ビットレート問題解決?

 

旧ブログからインポートしたエントリーなのでリンクが切れている場合があります。画像はインポートしていません。

去年の11月にiTunes 7.5 + QuickTime 7.3がリリースされた後、iTunesに曲を取り込むとビットレートが安定しない問題が起きました。正確には安定しないのではなく、仕様変更によってビットレートに"幅が生じるようになった"のですが、この件に関して、最近アップデートされたiTunes 7.6 + QuickTime 7.4の組み合わせではCBRエンコードの仕様に戻されたようです。

試しにAAC 128kbps(VBR off)の設定でCDを読み込ませてみましたが、確かにABRのような幅のあるコンバートではなく128kbpsの一定した値でコンバートされていました。

これでビットレートの幅に悩んでいた人も問題解決…と思ったんですが、違いました

例えば先の曲をiTunesのリスト上で見るとビットレートは確かに[128kbps]と表示されるようになりました。ところがこの曲をQuickTime Playerで開いて曲情報を表示させるとそこには130.86キロビット/秒と表示されており、iTunes上での表示との食い違いが現れます。

このことから、結局仕様としてはiTunes 7.5 + QuickTIme 7.3の時と基本的に何も変わっていないと推測することができ、iTunesについては実値とは別にエンコードに使用したモードを表示している、という事が出来るかもしれません。データ構造を解析した訳ではないので間違えているかもしれませんが、とりあえず現状はこういう事のようだ、という事でご勘弁を。

私としては値が揺れること自体はあまり気になっておらず、ビットレートの表示がバラバラである方が気になっていたので今回の変更は歓迎。ただ、実質的な問題の解決に至ったのかと言われればそれはそれで疑問が残ります。