りんごが好きなのでぃす

Macを中心に、たま〜にiPhoneやiPadなどの話題も届けていたら今年で26年目を迎えてました

Time Machineについて(Mac OS X Leopard)

 

MacOS X v10.5 Leopardの目玉機能の一つ「Time Machine」。名前や機能は知っているけど使い方がよく分からないために購入をためらっている人もいるかもしれないので、少しだけ書いておきましょう。

LeopardをInstallできるMacにはFirewire端子が必ず備わっているので、Time Machineを利用する場合はFW接続の外付けHDDを導入するのが一番簡単です。USB2.0接続タイプでも構いませんが、MacにおいてはUSB2.0よりもFWの方が速度と安定性に長けているのでお勧めです(Mac Proは内蔵HDDでもOK)。

Macに外付けHDDを接続するとそのドライブをTime Machineに利用するか尋ねられますので[OK]しましょう。すると、通常はオレンジ色で表示される外付けHDDアイコンが左のように変わり、このHDDはTime Machine用として利用されるようになります(同機能のON/OFFはシステム環境設定からでも可能)。

Time Machineは基本的にOSの入っているVolumeをバックアップしますが、接続されているほかのドライブやパーティションもバックアップします。つまりバックアップ用の容量は、使用している総容量以上の容量が必要となります。ディスクの容量に余裕があれば構いませんが、そうでない場合などはバックアップの対象を制限することも出来るのでこれを活用すると良いでしょう。私の場合はiTunes用のフォルダ(iTunes Storeで購入したものは別途バックアップ、それ以外はCDから入れ直しできるので)や予備の起動ディスクを対象から外しています。

Time Machineのバックアップ先は起動ディスクから物理的に独立しているVolumeにすることを強く推奨します。ほかのデータと共存させる形にしてしまうとドライブやデータに問題が起きた時に共死にする可能性があるからです。理想はTime Machine専用のHDDを一台用意すること。じゃなければ外付けを複数のパーティションに切り、そのうち一つをTime Machine専用に割り振って下さい。このとき、パーティションのサイズは使用しているデータよりも大きく(+30GB以上)設定するようにして下さい。容量が小さいと最近の分のバックアップしか残せません。

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# 2019年4月11日、本文体裁修正