折りをみて記事を少しずつ書き直しています。
本日のお題はSpaces。
最近は画面に表示されるウィンドウの数が増えて来て煩雑に感じることが多くなって来た。そのために、Mac OS Xでは「隠す」という選択肢が用意されていた。
その後、右の画像のように特定のアプリケーションや表示されている全てのウィンドウをタイル状に並べるなどウィンドウを探しやすくするexposé(エクスポゼ)という機能が備わった。
この機能のよる恩恵は非常に大きく、私の場合はマウスポインタを画面の右上に持って行くだけでexposéが発動するように設定して活用していたので今ではすっかり手放せない機能の一つとなった。
実に実用的な機能だと思うのだが、よく考えてみれば「ウィンドウの数が増えた」ということ自体は何ら変わっておらず、あまりにウィンドウの数が多ければこのexposéでも機能的でないと感じる人も多かったよう。
そこで出て来た次の考え方は「デスクトップを複数用意しよう」というもの。
(注)以下の織り込み消失
これは言ってみればデスクトップを一つのレイヤーのように考え、必要に応じて必要なデスクトップ環境に切り替えて使うというもの。
これでもウィンドウの総数という点ではこれまでと何ら変わりないのだがそれぞれのデスクトップにウィンドウが分散される分、一つのデスクトップ画面で扱うウィンドウの枚数は数分の一にまで減少する。
これはSpacesで4つのデスクトップを設定し、それを呼び出している状態の画面。例えばこの状態で右上のエリアをクリックすればその状態のデスクトップが開き、ほかの画面に見られるようなウィンドウは一切現れない。
画面の切り替え方は幾つか用意されている。例えば先の状態(右上が表示されてい状態)から...
- [control]+[←]と叩けば上段左に、
[control]+[↓]と叩けば下段右に切り替わる - [control]+[1]と叩けば上段左に、
[control]+[4]と叩けば下段左に切り替わる - メニューバーにSpacesアイコンを表示でき、
そこからウィンドウ番号を選んで切り替える
また、ウィンドウの再配置も自由に行うことができ...
- 上の画像の状態から任意のウィンドウを任意の領域へドラッグ
- 通常の画面、例えば[1]の状態でウィンドウを右端に押し付けると[2]に、
下端に押し付けると[3]の画面に切り替わると同時に移動
という操作方法が用意されている。それぞれどのやり方が自分に適しているのか、色々考えてみるといいだろう。
Spacesで設定できるデスクトップの枚数は1枚から16枚(4行4列)まで。システム環境設定の「ExposéとSpaces」の項目から行うことができる。
ただ、むやみやたらと枚数を増やしてもメモリの消費量が増えるだけなので注意しよう
# このエントリは旧ブログからインポートしたものです、一部リンク切れしている場合があります
# 2019年4月11日、本文体裁修正