老舗ブラウザの一つ、Netscape Navigatorの最新版となるversion.9が正式にリリースされました。対応プラットフォームはMac OS X、Windows、Linuxとなっています。主立った新機能は以下の通り。
- URL修正機能
例えば「googlecom」のような打ち間違いと思われるものを「google.com」のように修正してくれる機能 - リンクパッド
あとから訪問しようと思ったサイトを一時的にサイドバーに預けておける機能。ブックマーク登録のように不要なものを後から削除するといった手間が省けるので便利。 - リスタートメニュー
Netscapeの再起動をメニューから指示可能。手動で"終了>起動"とやり直すよりもスマートだし、再起動直前の表示状態は保持されるので便利。 - テキストエリアの拡大機能
通常は固定されているテキストエリアをユーザの操作で拡大できる機能。入力欄が狭くて全文を把握しにくいところなどで重宝します。
これ以外の新機能については本家のWhat's Newをご覧ください。
現在は英語版のみの配布となっていますが、Mac OS Xで使った分においては日本語ページの表示や入力には全く何の問題もありませんでした。以下、Mac OS Xで使ってみてSafariやFirefoxと比べた感想(筆者主観)...
- テキストが鮮明(アンチエイリアス処理が奇麗)
- 動作が機敏
- ちょっとCPUのパワーを食うかな…
- メモリの占有率は極端に違わない
- Webページに表示されるボタン類は相変わらず無機質…
Mac OS X環境下ではもしかするとPPCG3やG4の一部にとって負荷の高いアプリになるかもしれませんが、IEを使うよりはずっといいと思いますのでお試しあれ♪
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# 2019年4月12日、本文体裁修正