りんごが好きなのでぃす

Macを中心に、たま〜にiPhoneやiPadなどの話題も届けていたら今年で26年目を迎えてました

Apple、新CMスタート

 

旧ブログからインポートしたエントリーなのでリンクが切れている場合があります。画像はインポートしていません。

去年放映されたCMは...
・ウイルス編[Viruses]
・iLife(アイライフ)編[iLife]
・Macとパソコン編
・年賀状編
の4本([ ]内はオリジナル、又はオリジナルと思われるアメリカ版)。ウイルス編は(日本の)一部でずいぶんと反感を買ったよう、まぁ、端的に言えば最も日本人気質に合わないものだった、ということなのでしょう("Winユーザを敵に回した"と気にしているMacユーザが多い、という説も/苦笑)。

で、2007年に入って早速新しいCMが3本登場。出演はもちろんラーメンズのお二方です♪
・セキュリティー編[Trust Mac ...が近いのかな?
・再起動編[Restarting]
・円グラフ編[Work vs. Home]
今回の3作もこれまで同様の比較広告ですが、少し日本向けの意識を高めたのかウイルス編なんかと比べると幾分批判めいた雰囲気が薄まっている気がします。そのせいか、仁さんの"作業員ガンダム"みたいな風貌と賢太郎さんの背後に隠れる姿が妙に印象的で、("役"として)弱い位置に居るものに共感を覚えがちな日本人気質としては仁さんの方に応援のまなざしが向けられそうな気も(^^;

ところで、果たしてこのような『比較広告』がApple製品には必要なのか…。

もちろん宣伝の手段としては意味が無いとは言わないし、個人的に嫌いな部類ではないけれど(単にラーメンズ好きという話も…)、はるちーさんのブログの『Macの新CM、どう思いましたか?』を拝見し、私も[AppleはiPodやiTunesのCMのように"なんかカッコイイ!"と思わせた方が好いのではないか]という気になりました。特に近年の日本は『右へならえ』の風潮が強いですから、購入に際して"考えてから買う"猶予を与える比較広告よりも、「あ、良い!」と思わせて買わせてしまう(悪く言えば衝動買いをさせる)方向で宣伝をした方が効果的に思えるのです。

何故あなたはiPodを選んだのでしょうか…。
これだけ右も左もiPodだらけになったのは何故ですか?

多分、確固たる信念を持ってiPodを選んだという人は意外と少ないんじゃないでしょうか?つまり多くの人は『何となく買っちゃった』とか『みんなが良いって言うから』という、ある意味で周囲に扇動された形で買っちゃったのではないか、と。でも、僕はそれで良いと思うんです。あとは、その中の何割かのユーザに『あ、Appleの製品って!!』という何らかの発見をしてもらって、この次もApple製品を選んでくれれば良い。過程はどうあれ、最終的に選んでくれる人が増えれば商業的にはOKだと思うんです。

Appleの製品にはこのような使えば分かる魅力が十分に詰まっていますし、その魅力に気づけた人は良い感性の持ち主と言うことも出来るかもしれません。極端なことを言えば、Apple製品の多くは『感性に訴えてナンボ』のものバカリですから、『目先の材料』で興味を引こうとする比較広告よりも、製品の魅力やポリシーが感覚的に伝わってくるiPodのCMのように、どこか"抽象的"で"感性に問いかける"のCM攻勢をかけてほしい気がしてきました。外国市場だとまた違うのでしょうけど…。