2006年9月12日以降に販売された iPod のごく一部にコンピューターウィルスの混入があった事が判明しました。
とりあえずiPod 自身には無害ですので冷静に対処しましょう。
まず、問題を抱えている可能性のある iPod は以下のモデルのみ。
iPod 30GB、iPod 80GB
→両者とも Video iPod とも呼ばれています
確認1)上記以外のモデルは全て心配ありません:心配だったらスキャンしましょう
確認2)Mac OS X で稼働しているパソコンと接続して使っているだけなら無害です
確認3)Windows OS で稼働しているパソコンと接続して使っている場合は要注意です
→ Intel Mac において BootCamp で Windows 起動させて使っている環境も同様に危険
対象機種、あるいは不安を感じている方はアンチウィルス系のソフトでスキャンしてください。混入してしまったのは既知のウィルスなので、作業を怠らなければあっさり駆除できます。
感染率は販売数の1%未満と言われているので極端に恐れる事はありませんが、対象となる機種を使っている方は自分のためにも他人様のためにもウィルスチェックはしておきましょう。
→この件に関してApple Computer からのサポート情報
また、対処するまでは絶対に会社のパソコンには接続しないこと!(居ないとは思いますが...)会社のパソコンは往々にして外部攻撃には堅牢でも、内側からの感染にはひどく弱いものです。万が一のことが起こったとき、そのとき我が身の処遇がどうなるかを考えましょうね(苦笑)
それにしても、誰が悪い?
もちろんウィルスの作者が一番悪いんだけど、Apple が一方的に悪いかね?
製造者として(業者選定も含めて)の責任があるのは間違いないけど、製造ライン上にある Windows マシンが感染していたというのは、Apple どうこうよりもその製造工場自体の危機管理意識の低さが問題だよね…。
→参考:関連記事@ CNET Japan
上の関連記事をご覧頂くと判りますが、この件に関してマイXXソフトさんが軽く Apple を非難してくれているそうですな。もとはといえば"お宅さま"のパソコンを使っていたばかりに感染しちゃったようなんですけどね...(^^;
その事についてはどうお考えなんざまショ??(笑)
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# 2019年4月11日、本文体裁修正