-- Apple Computer が、米国時間10月12日に大きな発表を予定しているようだ(CNET Japan、他多数)
まだ「iPod nano」を発表してからさほど時間の経っていないこの時期に次なる何らかのリリースがある事が関係機関に向け Apple から連絡が入ったようです。
色々な憶測が飛び交っていますが、私も独断で考えてみようと思います。
新・iPod の登場?
これは無いと思うんだよねぇ。
動画対応の iPod が出るだろうという憶測も飛んでいるんだけど、このタイミングで iPod の新機種を発表すると絶好調の nano の売り上げに悪影響しそうだ。
新機種を出すのなら nano 発売1ヶ月後のこのタイミングではなく最低でも3ヶ月後以降が妥当では?
というわけで、新 iPod 説は却下!(かどうかは知らないが…)
PowerBook、iBook の仕様変更?
つまりは現行の G4 から G5 に積み替えられるという事になるだろうけど、これは未だに物理的に難しい問題(熱処理問題)が残っているだろうし市場的にもあまり適正なタイミングであるとは思えない。
約2年後には PowerPC から Intel へと移行する事が決まっているので、今この時期に高い機材を買わせるような変更をすると Intel Mac の出足に大きく影響してしまう。
G4 のままクロックアップする変更なら可能性は十分にあるが、しかしこれだと事前に関係機関へ予告するほどの内容であるとは到底思えない。
というわけで、新 PowerBook、新 iBook 説も却下!(かどうかは知らないが…)
Macintosh の仕様変更
といっても、PowerMac G5 においてはクロックアップ程度しか思いつかないが、これでも先に書いた通り事前に予告するほどの改良内容とは言えない。
G5 クアッドを出してくることもまずあり得ないだろうし、仮に出すとしても市場的なリスクを伴うのであまり利口な戦術だとは思えない。やるなら Intel に完全移行する半年前くらいが妥当のように思う。
iMac G5 についてもクロックアップ程度しか思いつかない。
G5 デュアル化する可能性も否めないが、iMac G5 の現筐体に水冷ユニットを組み込む事は出来ないので現実的にはほぼあり得ない。
となると、残されるのは Mac mini と eMac。
ともに今年の7月末にマイナーチェンジをしているので10月に更なる仕様変更というのは早すぎる気はするのだが、これらを G5 化してしまうという選択肢は他の例よりは現実的かと思われる。
どちらも本体価格は 100,000 円を下回る廉価機種のため買い替え需要は発生しやすい。つまりこの時期に大きな仕様変更をしても1〜2年後の intel Mac 登場にはあまり影響しないと言える。
また、iPod ファミリーや iTMS が好調に推移している点も見逃せない。
つまり Win → Mac の Switch 組が以前にもまして発生しやすい土壌が整いつつあるわけです。ここでエントリー Mac の市場に刺激を与えればこれらのユーザーを獲得しやすくなります。
そんな彼らも PowerPC Mac には何かと不満を感じるようになる恐れはあります(ソフトが少ないとか)。
しかし、ちょうどその頃には intel Mac が登場するわけで、Switch 組には親しみのある CPU が積まれた Mac が登場するという形になるためここでも買い替え需要が発生しやすい状況になると予想できます。
以上の事から考えて私の個人的な予想は...
10/12(米国時間)に Mac mini、eMac の両方またはどちらか一方に G5 が積まれる!
でも正直言うと、動画対応の iPod 登場という可能性は否定できない(笑)
だって、先日リリースされた iTunes5 は動画対応済みの仕様に改められているし、iTMS (US) では動画も販売してんだもん…。
ハズレても責任は負いません(笑)
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