iPhoneが初めて公の場に姿を現したのは今から10年前の2007年1月(出荷が始まったのは同年6月から)
当時は3G通信もできず、アプリもOS標準で入っているものしか使えず、コピペもできず……それでも『iPodで電話も可能に!』という衝撃は計り知れず、これをプレゼンする故スティーブ・ジョブズの誇らしくも嬉々とした表情は今でも忘れられません。
あれから10年……。
今のiPhone(iOS)が置かれている状況は果たして先見の明に長けていた故スティーブ・ジョブズが思い描いていた世界なのでしょうか、それとも……。
これまで放送されたiPhoneのCMを寄せ集めてみましたので、そんなことに思いを馳せながらご覧ください。
なお、CMはいくつものバージョンがあるので私の独断と偏見で1モデルにつき1作品を選んでいます、ご了承ください。
- iPhone:2007年1月〜
- iPhone 3G:2008年6月〜
- iPhone 3GS:2009年6月〜
- iPhone 4:2010年6月〜
- iPhone 4S:2011年6月〜
- iPhone 5:2012年9月〜
- iPhone 5s:2013年11月〜
- iPhone 5c:2013年11月〜
- iPhone 6/ 6 Plus:2014年9月〜
- iPhone 6s/ 6s Plus:2015年9月〜
- iPhone SE:2016年3月〜
- iPhone 7/ 7 Plus:2016年9月〜
- まとめ
iPhone:2007年1月〜
日本では発売されることのなかった初代は、その名もシンプルに "iPhone"。
iPhone 3G:2008年6月〜
"3G" 通信に対応したことから "iPhone 3G" となり、日本ではSoftBank Mobileの独占で販売がスタートしました。
iPhone 3GS:2009年6月〜
先代のiPhone 3Gよりも高速になったことから "Speed" の "S" を付加して "iPhone 3GS" となったとか。
ちなみにdocomoが使用していた "505iS" などで使用していた "S" は "505i" の代替わりモデル(二代目)ということから "second" の "S" だったそうです(店員談)
iPhone 4:2010年6月〜
従来のディスプレイサイズに4倍のピクセルを詰め込んだ高精細な "Retina" ディスプレイが初めて採用され、印刷物クラスの鮮明さに誰もが仰天しましたね。
ちなみに "iPhone 4G" という名称で登場することが予想されていましたが、意表を突いて "G" なしの "iPhone 4" としてお披露目されたことも少し話題になりました。
iPhone 4S:2011年6月〜
このモデルから"S なし" と "S あり" が一年おきにリリースされるようになりましたが、こうなると当時のAppleが言っていた "speed" の "S" よりも、docomo方式の意味合いに変わったような気がします(実際のところは知らないけど)
ちなみに "iPhone 4S" までは大文字の "S"、2年後の "5s" から小文字の "s" に変わりましたが、これは "5S" よりも "5s" の方が見やすい(紛らわしくない)という理由もあったと推測しています。
iPhone 5:2012年9月〜
これまでは 4 x 4 + Dock でアイコンが合計5段並んでいた画面でしたが、このモデルからアイコン一段分が追加されて画面が長手方向に伸びましたね。
選んではみたものの、なぜか観た覚えがない……(^^;
iPhone 5s:2013年11月〜
カラーバリエーションに "Gold" が追加されたのがこのモデルからで、TVCMでもそこを一番訴求していましたね。
iPhone 5c:2013年11月〜
製品としての評判は当時あまり芳しくありませんでしたが、グローバル版のCMに日本人が出てきたのは割と多くの方が驚いていた気がします。もしも〜し♪
iPhone 6/ 6 Plus:2014年9月〜
歴代のiPhone CM日本語版において初めて有名人が(声で)二人起用されましたが覚えていますか?
正解は宮藤官九郎さんと阿部サダヲさんでした( ´▽`)
iPhone 6s/ 6s Plus:2015年9月〜
クッキーモンスター版と悩みましたが、やはり世間的にはこちらですよね〜
「たったこれだけ」のコピーがちょっとした物議を醸し出しましたね(^^;
iPhone SE:2016年3月〜
たぶんTVCMはなかった……と思います。
iPhone 7/ 7 Plus:2016年9月〜
何だろう……世代が進むごとにCMの印象が薄れている気ががが‥‥
下品とまでは言わないけど、画面に向かって男性が大股びらきで寝そべっているシーンから始まるってのはちょっとどうかな……と思ったり(^^;
まとめ
個人的には2010年のこのCMが歴代のiPhone CMの中での最高傑作だと思います。
このような涙腺に働きかけるCMはAppleの十八番であって、昨年末に放映されていたこのCMもiPhone CMではありませんがその流れを汲んだものと言えるでしょう。
人によってはお涙頂戴のいやらしい作品という見方もされてしまうかもしれませんが、個人的には故スティーブ・ジョブズの家族に対する深い愛情のようなものがこれらの作品のテーマとなっていて、連綿と引き継がれているように感じています。
これも良い作品でしたね。
ではでは |∀^)ノシ.:゚+