macOS Sierra 10.12.1にアップデートして以降、装飾キーを併用する設定にしたホットコーナーが機能しなくなるという不具合を確認していましたが、本日リリースされたmacOS 10.12.2 Public Beta 2の適用で解消されているのが確認できました。
- Hot corners not working in macOS Sierra @Apple Support Communities US
- Hot Corners FAIL in macOS Sierra @Apple Support Communities US
ただ、OSのアップデートを適用したことで偶然解決された可能性も無いわけではなく、再発する可能性もゼロではないので引き続き経過観察します。
根本的な修正が施されているのだとしたら、現在不具合に見舞われている一般ユーザもmacOS 10.12.2の正式版リリース後(適用後)には解決すると思いますので、しばらくは我慢するか暫定的に装飾キーなしの設定で使用してください。
ホットコーナーの設定画面
システム環境設定>Mission Control
この画面の左下に[ホットコーナー…]と書かれたボタンがあるので、これをクリックすると冒頭の図のような設定パネルが展開します。
ホットコーナーで装飾キーを併用する設定の仕方
普通にプルダウンから選択するのではなく、併用したい装飾キーを押しながらプルダウンメニューを展開します。
例えば冒頭の図の場合、右上の "Launchpad" は普通にプルダウンメニューから項目を選択して設定していますが、左上の "ディスプレイをスリープさせる" は option キーを押しながらメニューを開いて選択しています。
設定に使用できる装飾キー
装飾キー(option、command、shift、control)全てを単独、または組み合わせて使用することができます。
option+commandはもちろん、全押し(option+command+shift+control)でもOKです……非常に押しづらいけどね(^^;