りんごが好きなのでぃす

Macを中心に、たま〜にiPhoneやiPadなどの話題も届けていたら今年で26年目を迎えてました

アーカイブしたGmailをメール.appからも見られるようにする方法

 

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OS XやiOSのメール.appでGmailのアーカイブ済みメールを見られるようにする方法を紹介します。

アーカイブしたメールはメール.appで検索しても引っかからないので、積極的にアーカイブ機能を利用している方は設定しておくと便利だと思います。

Gmail(ウェブ)の設定を行う

Mac/PCのウェブブラウザからGmailアカウントにログインし、画面右上にある歯車アイコンをクリックして設定画面を開きます。

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設定画面が表示されたら "ラベル" タブ(青矢印)に切り替え、"すべてのメール" の項目の "IMAP で表示" にチェックを入れます(赤矢印)。

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次に "メール転送と POP/IMAP" タブ(緑矢印)に切り替え、設定画面をスクロールして一番下に出てくる "フォルダ サイズの制限" で『IMAP フォルダ内のメッセージ数をこの件数に制限する』を選択。

右端のプルダウンメニューは同期させるメッセージの上限数(1,000が最小)なので任意の値を選択。

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最後に一番下の[変更を保存]ボタンをクリックしたら設定完了です。

IMAP上でのメールの振る舞いを設定したのでこの変更は自動的にクライアント側(OS XやiOSのメール)に反映されます。

つまりクライアント側では特にやることはナシ、便利〜 ( ´▽`)

メール.app(OS X)を見てみよう

上記、Gmailの設定変更を行う前は下図の状態でしたが……

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設定変更後、ちょっと待っていると自動的に変更が反映され……

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このように "Google (すべてのメール)" が現れます。

すべてのメールがアーカイブ扱いというのがなんだか気持ち悪いですが、もういうものだと思うしかないようです (^◇^;)

メール.app(iOS)を見てみよう

こちらもGmailアカウント内に "すべてのメール" フォルダが作成されています。

もちろんiOS側では何の設定もいじっておらず、Gmailの設定を済ませた数秒後にiPhoneでメール.appを起動させただけ。

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ごめんなさい、実はアーカイブ『のみ』ではないのです

既にお気づきかと思いますが、このやり方では「すべてのメール」が表示される形になるため、受信済みはもちろん送信済みのメールも含まれて表示されてしまいます。

ただ、メール.app上でも『簡単に』アーカイブ済みのメールも表示されるようにするには(いまのところ)これしか無いようです。

(´-`).。oO(調査不足だったらごめんなさい)

同期するメッセージ数を制限したとしてもなかなかの件数になってしまうので、逆に使い勝手が悪くなってしまったなんてこともあるかもしれません。

Gmailのラベル機能や、メール.app(OS X)ではスマートフォルダを駆使するなどすると改善の余地はあるかもしれませんが、そこまでは検証していないので申し訳ありませんが時間とスキルのある方はより良い方法を模索してみてください (^◇^;)

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