OS Xでゲストアカウントを無効(切)にしたにもかかわらず、ログイン画面に『ゲストユーザ』の表示が残っているときの対処法を記します。
頻発する現象ではないかもしれませんが当方の環境では二度ほど起きました。
確認をしたのはリリースされた翌日にOS X 10.11.4 El CapitanのCombo Update(統合アップデート)を適用した環境です。
『残っている』とは具体的にどういうこと?
ゲストアカウントを使うかどうかはシステム環境設定のユーザとグループの項目内で設定します(下図)
この項目にチェックが入っているとログイン画面に「ゲストユーザ」という項目が現れ(冒頭の画像)、チェックを外すと「ゲストユーザ」は現れなくなる……というのが正しい動作。
なのですが、この項目からチェックを外したにも関わらずログイン画面に「ゲストユーザ」が現れたままになっている……というのが『残っている』状態。
たまたま機嫌が悪かった?
……かどうかは知りませんが、こんな時は慌てずに以下の手順を踏めばOKです。設定の不具合が起きた時にチェックボックスのon/offを数回繰り返す、という鉄板対処法がありますが要するにその応用です。
以下、その手順。
ゲストアカウントがOFFの設定になっているにも関わらずログイン画面に表示されてしまう、という状況下で……
- もう一度 "ゲストにこのコンピュータへのログインを許可" にチェックを入れる
- ログアウト:Apple Menuの一番下「〜をログアウト…」を選択
- ゲストアカウントにログイン
- ゲストアカウントからログアウト
- 通常の(管理者)アカウントに再ログイン
- "ゲストにこのコンピュータへのログインを許可" のチェックを外す
- 念のためMacを再起動
これでOKです。
ここまで手数を踏む必要はないかもしれませんが、再発していないのでお手軽コースを試せていません。
頻発するトラブルでもなさそうなので、万が一起こった時はおまじないの意味も込めて上記手順で対処してみてください(最後の再起動はいらないかも)