ManyCam Macというキャプチャアプリを導入している場合、OS X 10.10.3にアップデートするとMacがカーネルパニックに陥る不具合が報告されているそうです。
OS X 10.10.3をインストールした状態でmanycam(デスクトップキャプチャーソフト)を入れてしまうと、ドライバーの関係でカーネルパニックを起こして起動できなくなってしまいます。 アプデ前の人ご注意ください。 Macユーザーの方はRTお願いします
— 闇狐(あんこ)@テールナーらぶ (@DarkFox3150) 2015, 4月 10
開発元でもアナウンスされています。
We want to warn our Mac users that unfortunately ManyCam Mac is still not compatible with Mac OS 10.10.3, which was officially released this week.
▶︎ ManyCam Mac Is Currently Not Compatible with Mac OS 10.10.3 « ManyCam Blog
ManyCam Macをアンインストール
既にOS X 10.10.3にアップデート済みでトラブルが生じている場合は、Macをセーフモードで起動してManyCam Macをアンインストールするように求められています。
Several users have reported kernel panics in ManyCam when upgrading to 10.10.3. Please make sure to uninstall ManyCam in safe mode and reboot your computers.
[追記]詳しい手順がApple Support Documentにて公開されていました。これによると、セーフモードで起動したらライブラリ(ホーム配下ではなくシステムレベル)にあるExtensionsフォルダを開き、ManyCamVideoDeviceDriver.kextを削除してMacを再起動すれば良いようです。
これからOS X 10.10.3へアップデートする予定の場合(=ManyCamよりもOSアップデートを優先したい場合)は予めManyCam MacをアンインストールしてからOSのアップデートを行うと良いでしょう。
OSのアップデートを保留
闇狐さんのツイートによればドライバの衝突のようなので、ManyCam Macの使用を優先するならOS X 10.10.3未満の環境で止めておくのがベスト。