昨日のエントリーで、このボタンをクリックしてもフルスクリーンを解除できないことをいかにも「Appleこのやろー」な書き方をしてしまいましたが、その後、実はMagic MouseやTrackpadの操作をカスタマイズできるツールの "BetterTouchTool(ベタータッチツール)" が関与していたことが判明!
教えてくださったのはフォロワのRyo@りんご大好きさん。
@kujax130 おはようございます。 フルスクリーン解除の仕様の件。 例の緑ボタンの挙動変更でBetterTouchToolを使用しています? BTTの除外設定は該当アプリ アクティブ状態でメニューバーから『Disable BTT For Current App』を選択で可
— Ryo@りんご大好き (@macmacintosh) 2015, 3月 28
試しにiTunesがアクティブになっている状態でアドバイス通りDisable BTT For...を選択したら、確かに緑ボタンが意図した通りの挙動を示すようになったのでBTTが原因であると確定。
ということでBetterTouchoolの設定を見直してみることに。
設定項目はちょっと判りにくい場所に
OS Xの緑ボタンに対する設定項目はちょっと判りにくい場所にあります。
BetterTouchToolの設定(Preferences)を開いたら、Gestures(赤矢印)のGrobal(黄矢印)を開き、ウインドウ右下にあるプルダウンメニューを展開。
この中(青枠:Window Interactionの項目)がもし[Zoom Window Below Cursor]に設定されていたら、これをすぐ下(緑矢印)にある[Enter Fullscreen (If Supported)]に変更します。
たぶん当面はこれで大丈夫だと思います。
上記設定を変更したくない場合
上記の設定項目を[Zoom Window Below Cursor]のままで運用したい、かつ、緑ボタンでフルスクリーンを解除できるようにもしたいという欲張りな方(失礼w)は以下の項目で任意の設定を施してみてはどうでしょう。
ここは『指定されたキーが押下されている間のみ、BetterTouchToolを無効化する』という設定項目です。
optionの項目にチェックを入れればoptionキーが押されている間はBTTが無効になり、optionとcommandとshiftにチェックを入れればこれら3つのキーが同時に押されている間だけBTTが無効になるので、BTTの設定が影響しない、OS X標準の動作で操ることが可能になります。
いい意味で空気のような存在のBTT
言い訳するつもりは毛頭ないのですが、あまりにも普段の操作にBetterTouchToolが馴染みすぎていたのでカスタマイズツールを使っていたことが完全に頭から消えていたのが原因!
いや、やっぱりこりゃ言い訳だわね、ごめん💦
それにしてもその存在を感じさせずに支えてくれるとは……
( 」・Д・)」 BetterTouchTool、すげぇ!
と、あらためて感心した出来事でした、めでたしめでたし(現実逃避)
Ryo@りんご大好きさん、ご教示ありがと〜ぅ ・゚゚・(´Д⊂ヽ
そしてAppleのせいにしてごめんなさいでした!m(_ _)m
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