Safari や Firefox などのテキストフィールド、例えばブログの記事を書いている時などに使えるちょっとした小技を紹介します。
覚えておくと便利だと思いますが、多分高確率で忘れます!(笑)
なので、本当に便利そうだと思ったらしばらくは意識して多用するようにしたほうがいいかもしれません(経験談)
まず前置きとして、以下に図示する場所(▲/▲)にキャレットがある状況を前提にして各説明を記して行きます。
ちなみにキャレットとはテキスト入力位置でチカチカ点滅している縦棒のことです。
control キー を押しながら A
キャレットが行の先頭に移動します。
- 前者(▲)では <h3> の前にキャレットが移動します。
- 後者(▲)では <p> の前にキャレットが移動します。
前者は見た目通り『一行』の文章なのでその行の左端にキャレットが移動。
後者では見た目上「小技」の前がその行の頭に見えますが、実際にはこの段落全体が改行なし(改行コードなし)の一行で書かれているため、行の先頭は<p>の前ということになります。(以下同様)
control キー を押しながら E
キャレットが行の末尾に移動します。
- 前者(▲)では </h3> の後ろにキャレットが移動します。
- 後者(▲)では </p> の後ろにキャレットが移動します。
control キー を押しながら K
キャレットより後ろを削除します。
- 前者(▲)では『たぶん忘れます (^_^;)</h3>』が削除されます。
- 後者(▲)では『多少〜かもしれません。</p>』が削除されます。
テキストエディタなどではお馴染み
これらのショートカット、実は Emacs などのテキストエディタでは以前から知られているショートカットです。
Safari などにそっと仕込まれていた、というわけではなく、単に Emacs などで使われているショートカットが Safari などでも使えるぞ、というわけ σ(^_^;)
この手のショートカットは意外と沢山仕込まれていて、例えばことえりメニューに表示されているショートカット以外にもカタカナや全角英字などに変換できるショートカットがあったりします。
ここでは三例しか示せませんでしたが、もしかすると他にもテキスト編集に有用なショートカットが隠れているかもしれないので探してみて下さい。
ちなみにテキスト入力できるアプリケーションであれば Safari や Firefox などに限らずPagesやCodaなど様々なアプリでも使えます。もちろん OS X 標準のテキスト編集アプリ "テキストエディット.app" でも使えます。