OS X Mavericks にしたら拡張ディスプレイが点滅するようになった?
OS X Mavericks にアップデートしてから MacBook Pro や MacBook Air などに接続されている拡張ディスプレイの画面が点滅する/映らなくなる……という不具合に見舞われた場合は SMC リセットを試してみるとよいそうです。
MacBook Air などバッテリ離脱不可な機種の場合
MacBook Air や MacBook Pro の Retina モデルはその設計上バッテリを取り外すことが出来ないようになっています。このような設計になっているモデルでは以下の手順で SMC リセットを行います(SMC リセットに該当するのは 2〜4)
- 拡張ディスプレイのコネクタを Mac から外す
- Mac のシステム終了を実行:電源を切る
- MagSafe アダプタを Mac に繋ぎ電源(コンセント)から通電させる
- 内蔵キーボードの向かって "左側" にある shift、control、option の 3 つのキーを押しながら右上の電源ポタンを約2秒間押し続けてからこれらのボタンを同時に放す
バッテリ離脱可能な Mac の場合
バッテリの取り外しが可能な MacBook シリーズでは以下の手順を行います(SMC リセットに該当するのは 2〜4)
- 拡張ディスプレイのコネクタを Mac から外す
- Mac のシステム終了を実行:電源を切る
- バッテリを取り外す
- 電源ボタンを5秒以上押し続けてから放す
- バッテリと MagSafe アダプタを取り付ける
デスクトップ型 Mac の場合
Mac Pro や iMacなどのデスクトップ型 Mac などバッテリを有していないモデルの場合は以下の手順を行います(SMC リセットに該当するのは 2〜4)
- 拡張ディスプレイのコネクタを Mac から外す
- Mac のシステム終了を実行:電源を切る
- Mac 本体に繋がっている電源ケーブルを抜く
- そのまま15秒以上放置する
- 電源ケーブルを Mac 本体に繋ぐ
リセット後の手順
上記手順によって SMC リセットが終わったら……
- 電源ボタンを押し、通常通り Mac を起動する
- 起動プロセスが一通り終わり Finder が安定したら拡張ディスプレイのコネクタを Mac に繋ぐ
……そして拡張ディスプレイの様子を確認して下さい。
大抵はここまでの操作で不具合が解消するようですが、相変わらず不具合が出ているようならメカニカルトラブルなど別の問題に起因していている可能性が高いので、改めて原因の究明と解決策を探さなければなりません。