スマートアルバムから直接削除したいときの隠しコマンド
OS X 用の iPhoto や iTunes のスマートアルバムに拾い上げられている項目って、一見すると削除できないように見えます。
ちょっと分かり難いが "ゴミ箱" がグレーアウトしていて選べない
ところが、隠しコマンドの常連である ⌥ (option) を押しながらメニューを表示(option + 右クリック、または option を押しながらサムネール右下の▼をクリック)すると……
グレーアウトしていない普通のゴミ箱が表示される
上図ではちょっと分かり難いかもしれませんが、グレーアウト(薄暗い表示)になっていたゴミ箱が普通に表示されるようになり、もちろんゴミ箱を選択できる(削除できる)ように変わります。
項目の変化の仕方は違いますが、これは iTunes のスマートアルバムでも同じです。
コンテキストメニュー内に "削除" の項目が現れる
スマートアルバムの項目上で右クリックして表示されるコンテキストメニューには通常 "削除" の項目はありませんが、前述したように option キーを押しながらコンテキストメニューを表示させた場合は上図のように "削除" の項目が現れてスマートアルバム上からでも削除できるようになります。
まとめ
普通のアルバムではファイルそのものが集積されていますが、スマートアルバムは言い換えれば単なる検索結果に過ぎませんので、直接ファイルそのものが集積されているものとは異なります。
素直な操作でスマートアルバムからファイルを削除できないようになっているのは、恐らくこの機能の違いを踏まえた上で "誤消去" を防ぐための親切設計なのだと思います。
とはいえ、OS X Finder のスマートフォルダでは普通のフォルダと同じ操作で削除できちゃうんですよね……なんか仕様が微妙にちぐはぐな気も…… σ(^_^;)