通信費の節約や圏外対策など、使い途はアイディア次第
以下の手順を踏む事で予め Google Maps の一定範囲を iPhone 本体などにキャッシュしておくことができるそうです。
用途としては、例えば行き先が山の中で圏外になる心配があるとか、海外での通信費を抑えたいとかが想定できるでしょうか。
キャッシュまでの手順
以下、カリフォルニア州クパチーノを例にご紹介。なおキャッシュ作業はデータを読み込まなければなりませんので当然ながらオンラインで行います。
- 目的のエリアを表示
▲ Cupertino で検索した例
- 検索欄に "ok maps" と入力
▲ 検索欄に入れるのは ok と maps の 2 単語のみ、他は不要
- キーボードの[Search]ボタンをタップ
▲ 読み込みが始まる:Google Maps アイコンは読み込み状況を示すプログレスバー
読み込み中の Google Maps アイコンが上まで奇麗に塗られたらキャッシュ完了。試しに機内モードに切り替えてオフライン状態にしても下図のように奇麗に拡大することが出来ます。
▲ 手順1の表示からスクロール・拡大などで Apple まで移動してみた
試した範囲では、キャッシュで切る地図の大きさ(エリア)には限界があるようです。限界以上の範囲をキャッシュしようとした場合は表示中のエリアが広すぎるのズームインして絞り込むよう促されます。
なお、試した範囲ではキャッシュ出来る地域と出来ない地域があるようです。
▲ 札幌、品川、東京、博多で試したところキャッシュ不可でした
たまたま私の環境(iPhone 4 + iOS 6.1.3 + Google Maps 最新版)が悪いのか、それとも空き領域が少ない事が原因なのかは不明ですが…… σ(^_^;)
キャッシュデータが要らなくなったら Google Maps の設定画面から削除できます。
消去の手順は以下の通り。
- Google Maps の検索欄右端にある「人」の形をしたアイコンをタップ
- 次に表示された画面の右上にある歯車アイコンをタップ
- 次の画面で一番下にある "概要、利用規約、プライバシーポリシー" の欄をタップ
- 次の画面で一番下にある "利用規約とプライバシーポリシー" の欄をタップ
- 次の画面で一番下にある "アプリのデータを消去" をタップ
- 上図の表示が出るので[OK]をタップして削除完了
キャッシュデータは本体の空き容量を喰いますので、キャッシュが要らなくなったらマメに消した方が良いかもしれないですね。ガッツリ空いているなら別ですけど♪
OS X Diary より