通常、テキストファイルなどで必要な範囲を選択するなら、たぶんドラッグによる選択が最もポピュラーで最も使われる方法でしょう。
* キャプチャ画像は "Apple Press Info" より(以下同様)
大半はこれで十分なのですが、ついでに覚えておくと便利な選択方法があります。
ダブルクリックで選択
テキスト上で "ダブルクリック" すると "単語単位" で選択できます。
英文の場合は半角スペースではっきりと単語が分かれているので狙い通りに選択できますが、日本語の場合はそのようなわかりやすい区別がないので英文に比べるとかなり精度は落ちます。
精度が悪いので使い難そうに思われるでしょう。実際使い難いですが、覚えてしまうと思っている以上にダブルクリックしてることに気づくかも σ(^_^;)
トリプルクリックで選択
テキスト上で "トリプルクリック" すると "段落単位"" で選択できます。
慣れないと "3 回クリックする" という操作が何となく気持ち悪いですが(笑)重宝する場面は結構多いと思うので覚えておくと良いですよ。
shift + クリック
一度選択範囲を決めてから "範囲の延長(拡大)や縮小" をすることも出来ます。
例えば上図では『革新的』が選択されていますが『的』が余分であれば、shift を押しながら『的』の前をクリックすると『的』が選択範囲から外れて『革新』だけが選択されます。
同様にダブルクリックで『革新』しか選ばれていないが本当は『革新的な』までを選択したかったのであれば、『革新』が選択された状態で『な』の後ろをクリックすれば『革新的な』が選択されます。
以上を組み合わせて臨機応変に使うと単なるドラッグよりもテキストの選択効率はかなり上がると思いますので是非お試し下さい。
このエントリーは2013年5月6日に公開したものを加筆修正したものです。