りんごが好きなのでぃす

Macを中心に、たま〜にiPhoneやiPadなどの話題も届けていたら今年で26年目を迎えてました

OS Xではfsckの実行を控えた方が良いらしい

 

fsck は必要に応じて実行するのが原則

"fsck" にてディスクの修復などを行う人はそう多くないと思います。

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私の場合、Mac を正常に終了出来なかった(強制終了、停電などによる電源断、カーネルパニックなど)場合に、直後の起動(シングルユーザモード)でこの "fsck" を走らせます。

滅多に無いですけどね。

ところで先日、Apple のサポートドキュメントを漁っていたらこんな記述がありました。

ディスクユーティリティおよび fsck を使用して、起動時の問題を解決する、あるいはディスクをメインテナンスする

重要: Mac OS X 10.4 以降をお使いの場合、できるだけ fsck ではなく ディスクユーティリティ をお使いください。

実は、fsck によるディスクの検証・修復って "チョ速っ" なんです。感覚的にはディスクユーティリティ.app によるディスクの検証・修復に掛かる時間の半分程度。

なので、たま〜に(年に多くても2〜3回ですが)ディスクユーティリティを使わずにいきなり fsck をしていましたが、このような使い方は Mac OS X Tiger 以降、Apple 的に好ましくない事のようです。

もしかすると私みたいに "チョ速っ" だからという、それだけの理由で "fsck" を走らせていた方が数人はいらっしゃるかも知れません。

そんな方々が UNIX や OS X に精通されているのでしたら問題ないでしょうけど、そうじゃない方は(私も含め)これを機に fsck に対する考え方を幾分正しておく必要がありそうです σ(^_^;)

[補足]リンク先のドキュメントをご覧頂くと分かるのですが fsck は然るべき時に使って欲しいというのが Apple の言い分です。従って例えばディスクユーティリティでも修復が効かないとか、Finder が安定する前にカーネルパニックが起きてしまうといった非常事態はこの『然るべき時』に当たります。このような場面では迷う事無く今まで通り "fsck 召還!" で構いません、誤解の無きよう♪(fsck なら直るか……というのはまた別の問題)